よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4015(おおいぬ座 Cr132、Cr140散開星団 by CBP①)

2024-03-06 01:00:00 | NGC天体他
おおいぬ座 Cr132、Cr140散開星団

CBPフィルター追加装着テストその1
FMA135+UV IRcutフィルター+ASI585MC➕CBPフィルター
*CBPフィルタ一=CometBPフィルター、サイトロンの彗星の光を通す光害カットフィルター
*Cr→コリンダーカタログ・・・大きな散開星団のカタログ

画像①Cr140、トリミング・画像調整あり

画像②Cr132、トリミング・画像調整あり

画像③全景、トリミングあり(①、②とは別画像)、Cr132が半分写ってない
Cr140は、距離1300光年、回転させると色とりどりのYの字に見える。電視観望でも美しいが、双眼鏡で見ると素晴らしいとのこと。見かけの大きさは60分。
Cr132は、距離1500光年、見かけの大きさは80分。Cr132よりさらに大きい。こちらも双眼鏡での眺めが素晴らしいらしい。(以上SkySafariの解説より)
いて座に、コリンダーカタログの大きな散開星団があることは事前学習で確認していた。CBPフィルターのテストに丁度良いとSkySafariで確認し、ASIAIRアプリの検索にかけるがヒットせず。2つの星図を見比べて導入した。Cr140が特徴あるY字のならびでよかった。
しかし、両方1度に観望しようと欲ばり両方とも切れてしまった(画像③)。
結局2つとも取り直した(画像①、②)。

画像④SkySafariによる観望位置
画像⑤該当部分拡大
画像⑥③の導入画面


CBPの追加装着)
FMA135の先端のフタは、2つに分離し、1.25インチのフィルターを望遠鏡の先端に付けられるようになっている。ASI585MCには、UV IRcutフィルターが元々付けてあるので、今回の観望はフィルター2枚付けでおこなったことになる。
初心者の私には、暗闇の中でのフィルター交換は荷がおもい。(;^^)

①フィルター装着前

②フイルター装着後
なお、これまでの観望で2枚付けでもプレートソルブに特に問題なしが確認できた。
さらに、フィルター外側にネジが切られていて、フィルターを付けたままフタができる。

2月28日覚書)
本日の目標は、モザイク撮影とCBPフィルターのテスト。1時間半ほど悪戦苦闘して、オリオン座のバーナードループ付近の撮影には成功した。モザイク合成もできたが、残念ながら撮影位置がズレて没。再度のチャレンジを誓う。当日は結果がわからず、次の観望に入る。CBPを追加装着しての観望。

しばらく続きます。


参考資料等

  JUNPYさんの銀河星雲マニアのためのポータルサイト

 StellarScenesさんの『星座』へのリンク

撮影情報
2024年年2月28日午後11時半すぎ
ベランダ プチ・リモート観測所
おおいぬ座  Cr132、Cr140散開星団
主鏡 FMA135+ASI585MC+UV IRCutフィルター➕CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリで1分露出5分間のライブスタック、画面スクショ画像
写真アプリで、各調整

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