よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望04(テスト4 球状星団)

2023-10-08 05:00:00 | Seestar
球状星団(2023年10月6日観望)
・ヘラクレス座 M13、M92
・いて座 M22
・撮るまでもなく、結果がわかっていたが、撮ってみた土星と木星(意外な収穫あり)

今日は、館長の許可を得ての外撮り。下見してから3週間が経過している。徒歩3分の漁港へ。
狙いは球状星団。天体の映像化はどれも難しいが、私的に一番難しいと感じるのが球状星団。いて座に7つもあると知った時はいて座のまとめ作り諦めようかと思った。今の私にはSeestarがある!リベンジの時は来たと勇んで出かける。
初めは球状星団の大ボスM13から
(なお、ライブスタック時間は、どれも約5分~6分)

画像①ヘラクレス座大球状星団M13
画像②アノテーション画面のスクショ


上級者の人の写真にはかないませんが、初心者には、満足の1枚が撮れた。
ここで、アクシデント発生。タブレットが固まる。少考ののち、タブレットを終了させ、動作しているSeestarにiPad mini6を接続。なんと、次のM92を導入でき、ライブスタックで撮影できた。

画像③ヘラクレス座M92
アプリ1.8.0からは下段に撮影情報がつく。(撮影位置、時刻、撮影時間情報トリミング)
画像④アノテーション画面のスクショ

良いことは続かない。Seestar、iPad共に不安定になり、Seestarを本体スイッチで電源断。再度アンドロイドタブレットで再開。以後は問題なくアンドロイドタブレットで撮影できた。

画像⑤いて座M22

画像⑥アノテーション画面のスクショ

観望前は、ヘラクレス座のあと、いて座球状星団全撮りリベンジのつもりで出かけたが、Seestarアプリのスカイアトラス画面では、表記は中国語がメイン(タブレットがきちんと日本語されていないから?)のため、ためしに導入したNGC6624は、小さすぎて中断、M22が精一杯。メモぐらいしていかないと暗闇の中では無理であった。さらにいて座は山に沈もうとしている。この後どうしようと考えていて、目の前を見ると、土星が輝いている。惑星撮影はミリ秒露出の世界、DSOは何分、何時間露出の世界。DSO用のSeestarには過酷とわかっていたが撮ってみた。

画像⑦Seestarによる土星(スクショ)

意味ないかと思いながら撮った土星。衛星のタイタンとレアと思われるものが写っていた(輪の見えない土星の右斜め上に、レア・タイタンの順)。やってみるもんです。初めて見る土星の衛星、嬉しいものです。
ちなみに、館長に見せると、『何処に土星?』と輪の写ってないの土星に首をかしげていた。
ついでに10月5日の木星もここで、出しておく。

画像⑧Seestarによる木星(スクショ)
(左からカリスト、ガニメデ、エウロパ、イオ、木星)

Seestar、いろいろ楽しめます。(^o^)ノ