ZWO ASIAIR Plus32G 運用3日目
ASIAIRが届いて約三週間。準備万端で臨んだ電視観望3回目。素晴らしい成果を残し素敵なブログを書くつもりだったが現実は厳しかった。
撮れ高は、はじめのTEST撮影を兼ねたM8周辺の次の1枚のみ。電視観望としては散々な結果であった。極軸と雲には勝てません。本日の観望で良かったことは、スターリンク衛星を初めて見たこと。美しい編 . . . 本文を読む
たて座 スタークラウド/Scutum Star Cloud(M11周辺部分)
またスタークラウド・・・バンビの横顔ぐらい有名で人気があると衆目一致するが、天文学は対象が多すぎるからか、日本語でネット検索してもはっきりとした説明に到達できなかった。日本語訳として「恒星集団」ぐらいか。せっかくの機会なので英語版Wikipediaで調べてみた。英語版Wikipediaでも単独項目には到達できず。「St . . . 本文を読む
いて座 Small Sgr Star Cloud / M24 (バンビの横顔)
①UV IR-Cutフィルター使用、該当部分トリミング
(iPadの画面をスクショ、iPadアプリ『写真』で画像調整)
赤道儀化AZ-GTiで、ドリフト法で極軸を合わせた初日画像。拡大すると星楕円だが私としては満足の1枚になった。パソコンをASIAIR Plusに変更、カメラもASI585MCに変えたというこ . . . 本文を読む
いて座 M75球状星団
画像①UV IR-CUTフィルター使用、トリミングなし(そのため追尾誤差による周囲に黒い縁が・・・)
いて座の観望予定も残り3つ。月が出る前に終わらせたいと、赤道儀化AZ-GTiにFMA135+Ceres-Cを乗せ、電視観望に取り組んだ。
アンタレスで1スターアライメント。M75は順調に導入観望できた。メシエ天体の球状星団としてはもっとも小さくいつもの私の星雲状の . . . 本文を読む
へびつかい座 M9球状星団
画像①UV IR-CUTフィルター使用、トリミングなし
M9球状星団(NGC6333)は、天の川銀河の中心にもっとも近い球状星団の1つらしい。
明るく密集しているため、双眼鏡でも確認できるらしいが、星々を眼視で分離するには口径20cmが必要とのこと。
近くに暗黒星雲バーナード64やNGC6356やNGC6342の小さな球状星団があり、大きな画角で撮すと楽しそ . . . 本文を読む
たて座 M26散開星団(NGC6694)
画像①UV IR-CUTフィルター使用
たて座2つめのメシエ天体。M11野鴨星団と同じように散開星団だが、野鴨星団がギュッと星が密集していて明るいのに対して、こちらは2等級暗く地味な印象を受けるらしい。眼視でも美しさを感じるには口径10cm以上が必要とのこと。Wikipediaによると周りに暗黒星雲が入り組んでいるらしく、きちんと見れれば明るさが目 . . . 本文を読む
いて座 M54(NGC6715)球状星団
画像①UV IR-CUTフィルター使用
M54球状星団は、1994年に天の川銀河の伴銀河いて座矮小楕円銀河 (SagDEG) に属する星団であることが確認されたそうだ(Wikipediaより)。銀河と超新星以外で天の川銀河以外の天体と明示されているものに出会ったのは初めて?視直径が2’と小さく、等級は7.7と暗め、眼視では口径10cmでも星を分離す . . . 本文を読む
いて座 M25(IC4725)散開星団
画像①PNGファイルより、若干のトリミングあり
M25は、いて座のM17オメガ星雲やM18に近い位置にある。メシエ天体というメジャーなのに、NGCナンバーは無く、NGCに忘れられた天体?辛うじてICカタログで、IC4725という番号を持つ。
資料7の中に、天の川の中、微光星の中で、白と黄色の星のコントラストが眺めて楽しいとの記述あり。言われてみれば . . . 本文を読む
いて座 球状星団 M69、M70
いて座の電視観望も後半戦、球状星団が続く。ちなみに130PDSで、M70をテスト観望してみたが、結果はあまり変わらず。球状星団の撮影について、ネット上では多段階露光などのキーワードがあるがいまだ理解かなわず、しかし努力あるのみ。球状星団が解像度が低い状態では星雲のように見えるというのは理解できた。
Ⅰ.M69(NGC6637)球状星団
画像① 画像③よりVG . . . 本文を読む
たて座 M11野鴨星団(NGC6705)
画像① 画像②よりVGA切り出し
電視観望に入った瞬間、星の密集が見られ美しい。どこが野鴨?と観察するがわからない中心から左下に伸びる星が骨付き鶏の骨に見えて、野鴨の名物料理?とか想像する不謹慎さ。
翌日の画像整理。資料学習で疑問が判明。M11は、散開星団としては星の数が多く、しかもコンパクトにまとまっているため、野鴨が群れをなして飛んでいる様子 . . . 本文を読む
いて座 M17オメガ星雲(NGC6618)、M18散開星団
画像①UV IRカットフィルター使用、元ファイルから800×1200ドット切り出し
M17オメガ星雲は、比較的近く明るいので、双眼鏡でも楽しめる散光星雲とのこと、きちんと撮すとギリシャ文字のΩに似ていることからオメガ星雲、湖畔に浮かぶ白鳥に例えられ白鳥星雲、ロブスター星雲などのニックネームを持つようだ。残念ながら私の画像では、前 . . . 本文を読む
いて座球状星団 M22、M28、M55
Ⅰ.M22球状星団
画像① PNG元画像ファイルよりVGA切り出し
いて座のメシエ天体は15。その内の約半分の7個が球状星団。憂鬱な気分。FMA135と私の技術では、もわもわ星の回りに小さな星がパラパラが精一杯。
しかし、M22の電視観望に入り、思わず「球状星団の粒粒きたー。」と喜んでしまった。まあハイアマチュアの人の小さな粒粒数え切れないにはま . . . 本文を読む
へび座 M16わし星雲(NGC 6611、IC 4703)
画像① 元画像を90°回転、UV IR-CUTフィルター使用、短辺640に縮小、画像アップ時に縮小かからないように、上下若干のトリミング
へび座のM16わし星雲は、散開星団と散光星雲の複合天体。M16は散開星団につけられた名前。IC4703は散光星雲につけられた名前とのこと。中央に暗黒星雲があり、私の画像でも少し確認できる。この場 . . . 本文を読む
いて座 M20三裂星雲(NGC6514)、M21散開星団(NGC6531)、M8干潟星雲
画像① UV IRカットフィルター使用、トリミングなし(短辺640に縮小)
こんな記録画像とれるとは、1週間前には夢にも思わなかった。やっててよかった電視観望。M8干潟星雲、ハイアマチュアの人と同じ形(色は違うけど)、M20三裂星雲は緑の色も写っている。そしてこの配置、ネットでよく見る。何より良いのが . . . 本文を読む
いて座 Star Cloud(スタークラウド、M24、IC4715)
画像① UV IRカットフィルター使用、若干のトリミングあり
いて座天の川銀河の恒星密集地帯はスタークラウド(星雲では無く『星の雲』)やバンビの横顔と呼ばれ天文ファンに親しまれているようだ(この画像では、バンビの雰囲気ぐらいで、しっかり見るにはもっと大きな画角が必要か)。パソコン画面に映った瞬間に星・星・星の海、何これの . . . 本文を読む