
CL87 わかかぜ 巡視艇 ひめぎく型(旧すずかぜ型).
海上保安庁のワークホースとでも言うべき巡視艇で、その数は計画中のものも含めると150隻を越える(H22.4.1現在)という大量建造がなされていて、その数は増加中である。船名は、「朝風」「富士風」という、気象天象に関するものや、「土佐水木」「山百合」など、地域に因んで命名されている。大量に建造されただけにサブタイプもいくつか存在し、幅を20センチ増やして定員を6名とした幅広タイプや浅海域での行動を考慮してのウォータージェット装備型、そして配属地の気候を反映して暖房や冷房を強化したタイプなどがある。
ひめぎく型の船幅を20センチ大きくした幅広艇タイプ
船 型 20メートル型巡視船
番号・船名 CL87 わかかぜ
所 属 第七管区 若松海上保安部
全 長 20.0メートル
総トン数 26トン
満載排水量:19t
船質:高張力鋼
主機:ディーゼル2基、2軸
出力:1820馬力
速力:30kt
定員を6名
航行区域:沿海(制限付)
造船所 信貴造船所
竣工 H08.07.31
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