
JR西日本・JR東海ホームはJR西日本管轄部分は「のりば」、JR東海管轄部分は「番線」と表記・案内される。
3階に改札口とコンコース、2階に商店街と地下鉄への連絡通路があります。のりばは11 - 18番のりばが在来線ホーム(地平)、20 - 26番線が新幹線ホーム(4階)となっている、そのため1 - 10番のりば・19番のりばはありません。ただし、新幹線ホームは1985年に20番線が設けられるまで1 - 6番線と称していました。
在来線ホーム
JR西日本の管轄で、島式ホーム4面8線の地上駅である。ホームはほぼ南北方向に延びており、新幹線ホームの東側と斜めに交差する。17・18番のりばにはエスカレータがなく、エレベーターのみ設置されています。
在来線と地下鉄とは距離があるため乗り換えの利便性はあまりよくない。「はるか」・「くろしお」は関西空港・南紀方面行も京都方面行も同じ11番のりばから発車するため、乗り間違えないように注意する必要があります。
18番のりばの東側に広い空間があるが、ここは当駅開業時から設けられていたおおさか東線ホーム用地である。直上のコンコースにも階段等を設置するためのスペースがあらかじめ取られています。
新大阪駅の大阪方には、宮原総合運転所への連絡線があり、大阪駅発着列車の送り込み・送り出し回送列車が通行するが、この連絡線自体も当駅の構内に含まれており、当該回送列車の運転取扱上でも当駅を通過駅かつ採時駅として扱っています。
新幹線ホーム
JR東海の管轄で、島式ホーム3面6線と単式ホーム1面1線の高架駅。ホームはほぼ東西方向に延びている。表示板はJR東海のデザインのものであるが、東海道・山陽新幹線の境界駅のためか、「JR東海」の表示やオレンジ色のJRマークは入っていません。博多方には上下本線の間に大阪仕業検査車両所新大阪支所があります。
山陽新幹線の「さくら」・「ひかりレールスター」・「こだま」の多くは20番線に停車するため、東海道新幹線との乗り換えの便はあまりよくない。また、コンコースと20番線を直接行き来するエレベータがなく、21・22番線用のエレベータを利用して乗り換える必要がある。2011年3月の山陽・九州新幹線直通運転にそなえ、20番線のエスカレータ増設工事が行われました。
実際のJR東海とJR西日本の会社境界は駅西方の東京起点518k202mである。ここにはATCの上り第1場内進路と地上信号機が設置されている。20番線で折り返す上り列車はここから下り線を走行することになるため、山陽新幹線の本数は大きく制限されています。また東海道新幹線側では同駅では一部相互発着という手法で列車を入線・出発させています。
2006年2月22日のJR東海社長定例会見で、新幹線ホームの改良に伴い、阪急新大阪連絡線の用地を一部転用して、現26番線の北側に27番線を新たに設けることと、博多方にある2本の引き上げ線を4本に増設することを明らかにしています。
これにより、運転効率の向上ならびにさらなる本数増強が可能になります。また、新幹線コンコースは2013年度までに現在の中央入口(入場のみ)・中央出口(出場のみ)が、両者ともに入出場可能となる改良工事が行われることが公表されている。2010年6月からは新御堂筋の上にホーム桁を架設する工事が行われています。
残る阪急電鉄所有地は、新大阪駅北側の玄関口として活用する (PDF)とともに、新大阪連絡線のうち免許が維持されている新大阪駅 - 十三駅間を四つ橋線の十三延長(西梅田・十三連絡線(仮称))と合わせて一本の路線として、北ヤード・西梅田への接続路線として整備する意向であることを表明している。ただしこれらの計画についての着工・完成時期などは未定です。
JR新大阪駅プラットホーム
ホーム 路線 行先 備考
在来線ホーム
11
(※) ■関西空港線
〔関空特急「はるか」〕 関西空港方面
■きのくに線
〔特急・快速〕 和歌山・白浜・紀伊勝浦方面
■関西空港線・きのくに線方面からの京都・米原方面行き特急
12 ■北陸(福井・金沢・富山)・信越方面〔特急列車〕
■山陰方面からの京都行き特急
13・14 ■JR京都線 吹田・高槻・京都方面 一部12番のりば
15・16 ■JR神戸線 大阪・尼崎・芦屋・三ノ宮方面 一部17番のりば
■JR宝塚線 宝塚・新三田方面
17・18 ■福知山・城崎温泉方面〔特急「こうのとり」〕
■山陰(智頭線・鳥取)方面〔特急「スーパーはくと」〕
■北陸・東海道・中央本線方面からの大阪行き特急
新幹線ホーム
20 - 22 山陽新幹線 岡山・広島・博多・鹿児島中央方面 20番線は当駅始発のみ
23 - 26 東海道新幹線 名古屋・静岡・東京方面
(※)11番のりばに発着する列車は、大阪駅を経由しない。
上表の路線名は当駅における旅客案内上の名称(愛称)で記載している。当駅は「JR京都線」と呼ばれる区間の途中駅であるが、当駅では便宜上、京都方面行のみ「JR京都線」と案内され、大阪・尼崎方面は、直通先の路線愛称である「JR神戸線」「JR宝塚線」と案内されている。広島方からの新幹線到着時の車内放送もこの形に準拠している(名古屋方からの到着時の車内放送では「東海道線」と案内される)。
通常は新快速と快速が13番・16番のりば、各駅停車が14番・15番のりばを使用する。ただし、平日朝の時間帯には新快速と快速が本来特急用ホームである12番・17番のりばに入線(土曜・休日は湖西線からの大阪行き快速のみ使用)し、各駅停車は13番・16番のりばも使用する。
臨時列車がある場合、山陽新幹線博多方面の列車が、本来東京方面のホームである23番線から発車することもある。なお、21 - 26番線はいずれも両方向の発車に対応している。
在来線 ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり新快速・快速がそれぞれ4本、各駅停車が8本停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は新快速と外側快速がそれぞれ8分間隔、各駅停車が4分間隔で発車する。夕方ラッシュ時の京都方面は新快速が7分半間隔で発車いたします。北陸・北近畿・山陰・南紀系統の特急・急行も新大阪駅に停車し、新幹線との接続が図られています。
阪和線(きのくに線・関西空港線)からの直通列車は昼間時間帯は原則として特急列車で関空方面・南紀方面にそれぞれ1時間に1本運転されています。早朝・深夜時間帯には当駅発着の快速列車も運転されています。
発着する在来線優等列車
大阪駅と並んで在来線特急のターミナルとして機能しており、福知山線経由の山陰方面の特急や、半数の南紀方面への特急は当駅始発として運転されています。
北陸方面
特急「サンダーバード」(大阪駅 - 金沢駅・富山駅・魚津駅・和倉温泉駅)
寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪駅 - 札幌駅)
東海道・中央・高山線方面
特急「しなの」(大阪駅 - 長野駅)
特急「ひだ」(大阪駅 - 高山駅、富山駅発着列車は大阪駅方面に乗り入れない)
特急「びわこエクスプレス」(大阪駅 - 米原駅)
阪和線・関西空港線・きのくに線方面(梅田貨物線経由のため、大阪駅には入らない)
関空特急「はるか」(米原駅・京都駅 - 関西空港駅)
特急「くろしお」(京都駅・新大阪駅 - 白浜駅・新宮駅)
北近畿方面(福知山線経由)
特急「こうのとり」(新大阪駅 - 福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅)
山陰方面(智頭急行線経由)
特急「スーパーはくと」(京都駅 - 鳥取駅・倉吉駅)
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