観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

山口駅 山口線

2012-06-21 07:32:50 | JR西日本 山口線 /小野田線 /宇部線 / 岩徳線 

山口駅は県庁および県庁所在地市役所の最寄り駅であり、時刻表上の山口県、山口市の代表駅です。山口駅は山口市街地への玄関口です。しかし県内外の広範囲連絡輸送の要となり山口県への事実上の玄関口として機能しているのは、山陽新幹線、山陽本線、宇部線と接続する新山口駅です。これは、山陽鉄道(現・山陽本線)建設の際に山口市街地付近に鉄道が通過することを忌避した関係者の意向があるともいわれています。

山口線の駅としては運行上の拠点駅の一つです。新山口方面からの快速・普通列車の多くがこの駅で折り返し、益田方面からの普通列車も一部は当駅で系統分断となっています。

山口線内の中間駅では唯一の直営駅であり、かつて山口線だけで単一の鉄道部(山口鉄道部)を構成していたときは、鉄道部が山口駅構内に置かれていました。鉄道部は管轄範囲の広域化(山口地域鉄道部に改組)の際に新山口駅構内に移転したため、現在は山口線内の各中間駅の管理業務面での窓口という位置づけです。所在地は山口県山口市惣太夫町。西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線の駅。

駅出入口は北側にしかありません。これは駅南側を椹野川が流れ、川の対岸には山が迫っているという地形的制約により、商業施設や住宅等の立地が困難なためです(数少ない平地部に明治乳業山口工場があったが、2001年3月に広島工場に統合)。駅前を県道山口秋穂線・県道宮野上山口停車場線が通過しています。

単式・島式の複合型2面3線で、列車交換や折り返しが可能な地上駅です。1・2番線が島式で、改札口(駅舎)に近い側が3番線です。益田方に互いのホームを結ぶ跨線橋が設置されており、駅構内には売店があります。

また、2010年4月28日からうどん屋が駅入口に開業しました。

山口駅プラットホーム

ホーム路線方向行先

1・2・3■山口線上り新山口方面

下り津和野・益田方面

3線とも益田方面及び新山口方面への両方向への発車に対応しているが、1番線(上り本線)へは益田方面からしか入線できず、3番線(下り本線)も新山口方面からしか入線できない。よって、1番線からの下り列車、3番線からの上り列車は全て当駅始発列車です。2番線(中線)のみ両方向からの入線に対応しています。

車両の留置運用が設定されています。

 

2004年(平成16年)7月、山口駅において20年ぶりに駅弁販売が再開されました。

販売される駅弁は「薩長同盟弁当」で、土・日曜日および祝日の限定販売。2004年に放映されたNHK大河ドラマ『新選組!』に関連したもの。山口が薩長同盟の下準備および薩長同盟締結後の更なる提携強化のための重要な裏舞台となっていたことによります。

薩摩鹿児島産の豚(味噌とんかつ)・山口特産の長州鶏(焼き鳥)・竹の子の土佐煮(薩長同盟の礎を築いた中岡慎太郎や坂本龍馬の出身地・土佐にちなんだもの)とを組み合わせています。

1913年(大正2年)2月20日 - 国有鉄道山口線の駅として開業。

1917年(大正6年)7月1日 - 山口線が当駅から篠目駅まで延伸。途中駅となる。

1978年(昭和53年) - 現在の駅舎が完成。

1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。

山口線開業前の1908年 - 1913年には、大日本軌道山口支社の軽便鉄道が小郡駅と当駅の間を結んでいた。

電報略号ヤマ

駅構造地上駅

ホーム2面3線

乗車人員

-統計年度-1,621人/日(降車客含まず)

-2009年-

開業年月日1913年(大正2年)2月20日

備考直営駅

みどりの窓口 有

新山口駅が小郡駅からの駅名改称に至るまでには、半世紀にわたる旧山口市と旧小郡町の紛争がありました。

山陽鉄道が現山陽本線を敷設するときに、大内氏の城下町であった旧山口市を通す予定であったが旧山口市が拒否したので山陽道小郡宿を通るルートに変更されたのが事の発端でした。小郡宿には機関区を併設した拠点駅が設置され、最急行列車の停車駅として繁栄しました。この間違いに気づいた旧山口市は1913年に何とか山口線の誘致に成功したが、本線から外れていたためか町の発展は見られなかった。そこで、旧小郡町を合併してでも「小郡駅」の駅名に「山口」の文字を入れさせようとしていたのでした。その思いは山陽新幹線開通により小郡駅がその停車駅となったことで、さらに強まったと言われています。そこへ降って沸いた中央の合併促進政策で旧山口市・防府市・吉敷郡が対等合併して、かねてから抱いていた旧山口市の「大山口市構想」が成就することになり、JR西日本へ徳山市(現・周南市)とともに「のぞみ」停車を持ちかけて駅名改称となった、ともいわれています。

尚、2005年10月1日に旧山口市と吉敷郡・佐波郡の4町が合併して、新市名は「山口市」となり、新市役所を旧小郡町に建設することが決定している(防府市は合併からは離脱)。さらに周南市でも徳山駅の駅名改称の声があるが、時期尚早ということになっています。

 

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