観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

小野田駅プラットホーム

2012-09-24 05:31:44 | JR西日本 山口線 /小野田線 /宇部線 / 岩徳線 

小野田駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
3 ■小野田線 - 小野田港方面
4 ■山陽本線 下り 厚狭・下関方面
5 (予備ホーム)
6 ■山陽本線 上り 宇部・新山口方面


使用停止となった1番線は元々小野田線の本線(現在小野田線の全列車が発着する3番線はあくまで副本線の扱いでした)で、2003年(平成15年)のダイヤ改正以前は小野田線の電車が1便のみ使用していたが、以降使われなくなりました。2008年(平成20年)12月までには架線が撤去され電車の進入ができなくなり、2009年(平成21年)4月までには分岐器・信号機等も撤去されました。これに伴い、3番線が小野田線の本線として整備され、山陽本線への渡り線も切断されました。そのため現在は小野田駅を介して山陽本線と小野田線を直通運転することはできない。
5番線は山陽本線の中線であるが、定期旅客列車の発着はなく、試運転列車の折り返し用として使用されることが多い。
2番線は存在しない。(かつては1・3番線の間にホームの無い中線として存在しました)
かつて改札上には電照幕式の発車案内があったが、今は各方面への時刻表が印字されたプラスチック盤で塞がれています。かつて当駅西側に隣接して箒型の貨物ヤードがあった。

小野田線は、山口県宇部市の居能駅から山口県山陽小野田市の小野田駅までと雀田駅から分岐して長門本山駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)です。

山陽小野田市の南部を縦貫し、山陽小野田市中心部と山陽本線小野田駅との旅客輸送が中心です。かつては石灰石や石炭輸送で賑わっていました。

雀田駅 - 長門本山駅間の支線は本山支線もしくは本山線と呼ばれ、最後の旧形国電運転区間として、2003年(平成15年)3月14日までクモハ42形電車が運転されていました。

管轄(事業種別):西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
路線距離(営業キロ):
居能駅 - 小野田駅間 11.6km
雀田駅 - 長門本山駅間 2.3km
軌間:1067mm
駅数:11(起終点駅含む)
小野田線所属駅に限定した場合、宇部線所属の居能駅と山陽本線所属の小野田駅[1]が除外され、9駅となる。
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:全線(直流1500V)
閉塞方式:自動閉塞式(特殊)
最高速度:85km/h
運転指令所:広島総合指令所厚狭派出
全区間、広島支社山口地域鉄道部の管轄である。広島支社独自で与えられているラインカラーはブルーグレー。

居能駅 - 小野田駅間の本線では全列車が宇部線居能駅 - 宇部新川駅間に乗り入れ、途中駅発着の列車はなく、宇部新川駅 - 雀田駅 - 長門本山駅間に運転される本山支線の送り込み(後述)を除く全列車が小野田駅 - 宇部新川駅間で運転されています。運行間隔は概ね1時間ないし2時間おきであるが、奇数月の第2木曜日には、日中に運休する列車があり、この場合は5時間近く運行間隔が開きます。
雀田駅 - 長門本山駅間の本山支線は朝2往復・夕方1往復の計1日3往復のみの運転で、朝の始発が宇部新川駅発、朝の2本目と夕方の最終列車が宇部新川駅着で運転されています。かつては通学客のため土曜日の日中も1往復運転されていたほか、夜間にも運転されていたが、2002年3月23日のダイヤ改正で同年度から学校週5日制が実施されたことにより日中の運転はなくなり、朝夕も減便されて夜間の運転がなくなった。更に2012年3月17日のダイヤ改正では夕方の2往復が廃止されました。すべての区間でワンマン運転が実施されています。

小野田駅 - 小野田港駅間は小野田軽便鉄道(のちに小野田鉄道と改称)により、長門本山駅 - 雀田駅 - 居能駅間は宇部電気鉄道により開業しました。宇部電気鉄道は宇部鉄道に合併され、同社の臨港線となりました。
小野田鉄道と宇部鉄道は、石炭などの重要物資輸送路線として1943年(昭和18年)に国有化され、旧小野田鉄道線は小野田線に、旧宇部鉄道線の新沖山駅 - 宇部港駅 - 沖ノ山新鉱駅間、雀田駅 - 長門本山駅間は宇部西線となりました。
小野田港駅 - 雀田駅間が開業して小野田線と繋がったのは1947年(昭和22年)。この時小野田線は宇部西線に編入され、一時小野田線の名称が消滅したが、翌年宇部西線が小野田線に改称され復活しました。また、岩鼻駅 - 居能駅間が1945年(昭和20年)、居能駅 - 宇部駅(現在の宇部新川駅)間が1952年(昭和27年)に開業し、居能駅が宇部線との接続駅となりました。


小野田軽便鉄道→小野田鉄道 
1915年(大正4年)11月25日:小野田軽便鉄道により小野田駅 - セメント町駅間(2.9M≒4.67km)が開業。旦停留場・目出駅・中川町停留場・横町停留場・セメント町駅(現在の小野田港駅)が開業。
1921年(大正10年)8月15日:中川町停留場が南中川停留場に改称。横町停留場が廃止。
1923年(大正12年)6月25日:小野田鉄道に社名変更。
1930年(昭和5年)4月1日:営業距離の単位がマイルからメートルに変更(2.9M→4.6km)。
1937年(昭和12年)1月1日:本町停留場が開業。


宇部電気鉄道・宇部鉄道 
「宇部線#宇部軽便鉄道→宇部鉄道」
1929年(昭和4年)5月16日:宇部電気鉄道により沖ノ山旧鉱駅 - 新沖山駅間(5.0M≒8.05km)が開業(600V電化)。沖ノ山旧鉱駅・西沖山停留場・助田停留場・花河内停留場・居能停留場・新開作停留場・妻崎駅・長沢停留場(現在の長門長沢駅)・雀田停留場・松原停留場・新沖山駅が開業。
1930年(昭和5年)
4月1日:営業距離の単位をマイルからメートルに変更(5.0M→8.0km)。
4月29日:支線 沖ノ山旧鉱駅 - 沖ノ山新鉱駅間 (1.8km) が開業(600V電化)。港町停留場・発電所前停留場・沖ノ山新鉱駅が開業。
1931年(昭和6年)7月21日:宇部鉄道により宇部新川駅 - 沖ノ山旧鉱駅間 (1.2km) が開業。上町停留場が開業。
1937年(昭和12年)
1月21日:宇部電気鉄道 雀田駅 - 本山駅間 (2.3km) が開業(600V電化)。雀田停留場を雀田駅に変更。療養所停留場・子持御前停留場・本山駅(現在の長門本山駅)が開業。
10月1日:上町停留場が廃止。
1938年(昭和13年)11月6日:花河内停留場が廃止。居能停留場が居能駅に変更。
1940年(昭和15年)3月5日:長沢停留場を長沢駅に変更。
1941年(昭和16年)11月29日:宇部電気鉄道が宇部鉄道に合併。


国有化以後 
1943年(昭和18年)
4月1日:小野田鉄道全線が国有化。小野田駅 - 小野田港駅間が小野田線となる。
停留場が駅に変更。セメント町駅が小野田港駅に改称。旦停留場・本町停留場が廃止。
5月1日:宇部鉄道全線が国有化。宇部港駅 - 新沖山駅間、宇部港駅 - 沖ノ山新鉱駅間、宇部港駅 - 宇部駅(現在の宇部新川駅)、雀田駅 - 長門本山駅間が宇部西線となる。
沖ノ山旧鉱駅が宇部港駅に、長沢駅が長門長沢駅に、本山駅が長門本山駅に改称。
停留場が駅に変更。新開作停留場・松原停留場・療養所停留場・子持御前停留場が廃止。
1944年(昭和19年)4月1日:支線 宇部港駅 - 沖ノ山新鉱駅間の旅客営業休止。
1945年(昭和20年)6月20日:宇部東線(現在の宇部線)とを繋ぐ貨物支線として居能駅 - 岩鼻駅間 (1.4km) が開業。
1946年(昭和21年)4月1日:支線 宇部港駅 - 沖ノ山新鉱駅間の旅客営業再開。
1947年(昭和22年)10月1日:雀田駅 - 新沖山駅間 (1.3km) が廃止、小野田港駅 - 雀田駅間 (2.0km) が延伸開業(600V電化)し宇部港駅 - 居能駅 - 小野田駅間が全通。小野田線が宇部西線に編入される。小野田港駅が0.5km南に移転し、旧駅は小野田港北口乗降場とする。

1948年(昭和23年)2月1日:宇部西線が小野田線に改称。
1949年(昭和24年)3月1日:西沖山駅 - 宇部港駅間、支線 宇部港駅 - 港町駅間の旅客営業廃止(西沖山駅 - 港町駅間は徒歩連絡)。
1950年(昭和25年)
3月1日:宇部港駅 - 居能駅 - 小野田港駅間、雀田駅 - 長門本山駅間の架線電圧が1500Vに昇圧。
4月1日:貨物支線 居能駅 - 岩鼻駅間が1500V電化。
8月10日:小野田港駅 - 小野田駅間が電化され、これにより全線電化。
1952年(昭和27年)4月20日:宇部線の居能駅 - 宇部駅(現在の宇部新川駅)間の新線が開業。それに伴い貨物支線 宇部港駅 - 宇部駅間 (1.2km) 廃止。本線の宇部港駅 - 居能駅間 (2.2km) と支線 宇部港駅 - 沖ノ山新鉱駅間 (1.8km) の旅客営業が全廃され、宇部線が貨物支線として編入。同区間の助田駅・西沖山駅・港町駅・発電所前駅が廃止。これにより小野田線本線の起点が宇部港駅から居能駅に変更。
1957年(昭和32年)6月1日:浜河内駅が開業。
1962年(昭和37年)3月15日:小野田港北口乗降場が駅に変更され南小野田駅が開業。
1963年(昭和38年)10月1日:支線 雀田駅 - 長門本山駅間の貨物営業が廃止。
1983年(昭和58年)3月8日:列車集中制御装置 (CTC) を導入。
1986年(昭和61年)3月3日:居能駅 - 小野田駅間の貨物営業廃止。


民営化以後 
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。
1989年(平成元年)3月11日:宇部新川駅・雀田駅 - 長門本山駅間でワンマン運転開始。
1990年(平成2年)6月1日:宇部新川鉄道部の発足に伴い、全線(小野田駅構内をのぞく)が広島支社直轄から同鉄道部の管轄になる。宇部新川駅 - 小野田駅間でワンマン運転開始。
2002年(平成14年)3月23日:深夜時間帯の列車が廃止。
2003年(平成15年)3月14日:雀田駅 - 長門本山駅間のクモハ42形電車の運行をこの日限りで終了。
2009年(平成21年)6月1日:組織改正により宇部新川鉄道部が廃止され、小野田駅構内も含めて同日発足の山口地域鉄道部の管轄になる。


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