23m type Patrol Craft PC 23メートル型巡視艇「しまぎり」型
PC46「しきなみ」型(昭和50年前後に就役)の後継として建造された巡視艇です。
格段の航洋性と高速化を図っていまする。
30メートル型巡視艇 PC201 むらくも型を参考とされ、洗練された船橋構造となっています。
海上保安庁船艇として、初めて、全溶接構造を採用され、軽量化が図られている。
それ以前の建造船は、一部にリベット接合方式が取られました。
船名は、「霧」や「波」という、気象天象に関するものから、地域に因んで命名されています。
総トン数:40.0t(旧)/満載排水量:50.0t
主要寸法:全長23.0m×幅5.3m×深さ2.7m
エンジン:ディーゼル2基2軸 出力:3000PS
速力:約30.0kt
船質:軽合金
航続距離:250浬
乗員:10名
主要装備:なし
航行区域:沿海
S60.02.07 神奈川で造船され 第六管区 広島に配属されています。
昭和40年代後半に計画された「しきなみ」型よりも一段上の耐航性と高速を狙ったタイプです。操舵室後方の露天甲板には見張り所が設けられ、指揮所としても使用されます。
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