西戸崎駅(さいとざきえき)は、福岡県福岡市東区西戸崎一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線の駅である。同線の起点駅。
もともと粕屋炭田で出土された石炭の積出港として賑わった駅でした。駅前は小規模なパチンコ店や雑貨店、飲食店等があり、近年はリゾート分譲マンションも幾つか供給されている。炭田の閉鎖後その当時面影はありません。
駅前の道路上に西鉄バスの「西戸崎駅前」バス停がある。当駅と志賀島島内を結ぶ系統や、香椎線に並行して海の中道を通る系統が発着する。
駅舎側に沿って単式ホーム2面2線を有する地上駅。ほとんどの列車は1番ホームに入線するが日に何本かは2番ホームが使用される。夏期に運行されるビアトレインは2番ホームに入線する。
旧駅舎は1904年に木造で建設され、その後石造りなど幾度かの改築を経て、1998年に全面ガラス張りの新駅舎に改築された(建築デザイナーは水戸岡鋭治)。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。改札口は灯り取りの窓と吹き抜けにより明るく開放感があります。
のりば
1・2 ■香椎線 香椎・長者原・宇美方面
通常は駅舎側の1線が使用されます。
福岡都市圏の広がりとともに集合住宅も建設されるようになり、都心への道路事情の改善されいつのまにか福岡市の住宅街の一部となってしまったような感があります。
1904年(明治37年)1月1日 - 博多湾鉄道(1920年「博多湾鉄道汽船」に改称)が開設。
1942年(昭和17年)9月19日 - 博多湾鉄道汽船が西日本鉄道に合同合併し同社糟屋線所属駅となる。
1944年(昭和19年)5月1日 - 戦時買収により国有化し運輸通信省香椎線所属駅となる。
1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物取扱廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 サイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1904年(明治37年)1月1日
備考 業務委託駅
福 福岡市内駅
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