観光列車から! 日々利用の乗り物まで

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PC-53 巡視艇なち

2011-03-10 11:47:02 | 艦艇(自衛隊・保安庁・その他)

35メートル型巡視艇「よど」型 PC-53 巡視艇なち 

 巡視艇は、海上保安庁に所属している比較的小型の船舶を指します。巡視艇は、主として港内・湾内または沿岸付近等において、法令の海上における励行、海難救助、海洋の汚染及び海上災害の防止、海上における犯罪の予防及び鎮圧、海上における犯人の捜査及び逮捕、その他海上の安全の確保に関する事務などの任務に使用されています。 巡視船と違い、事件・事故発生時の機動力が高いため、海上保安庁の任務において非常に重要な役割を果たしています。 また、警察においても、類似の船舶を保有し、水上警察業務に使用していますが、こちらは警備艇(正式名称は「警察用船舶」)と称されていま。

海上保安庁では、「空き巡視艇ゼロ」をスローガンに、2008年より、PC型以下の巡視艇において「複数クルー制」を実施しています。「複数クルー制」とは、ある巡視艇の乗組員が休暇や訓練等のため任務に就くことができなくても、代わりの保安官が乗組員となって任務に就くという制度で、これにより事件・事故の初動への対応が以前より素早くなった。ただし、巡視船については複数クルー制を実施していません。

先日、衝突事故をおこした「なち」ですが、

「消防機能強化型巡視艇」と呼ばれています。巡視艇に消防艇並の能力を兼ね備えた巡視艇です。「はまぐも」型の消防機能をさらに向上させた改型で、老朽化した「ぬのびき」型消防艇(FM)の代替として整備されています。
 「はまぐも」型の放水量が、「ぬのびき」型消防艇の半分だったのに対し、本型は毎分16,800リットルと、「ぬのびき」型の毎分14,000リットルを上回る強化がなされています。放水銃の放水方向や距離は、操舵室上の赤外線カメラと連動させつつコンピューターで自動調整され、マスト上の2基の放水銃は油圧駆動により水面から17メートルの高さまで延ばすことが出来ます。

 単胴ながら、放水時の操船能力を確保するために推進装置をウォータージェットとし、船首部にもバウジェットを有する。消火作業時の安全性を確保するために船体には自衛用の噴霧装置を有し、有毒ガスの検地装置も持つ。PC-53のPCはPatprol Craftです。

●総トン数:125t
●主要寸法:全長37.0m×幅6.7m×深さ3.4m
●エンジン:ディーゼル2基ウォータージェット2基 出力:5200PS
●速力:約25kt
●船質:鋼
●航続距離:
●乗員:
●主要装備:なし
●航行区域:沿海

 


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