



13:00からの機関車つり上げ実演の写真です。実演車両のEF210型桃太郎は従来の直流電化区間標準機であるEF65形電気機関車とEF66形電気機関車は経年 35 - 40 年に達する車両が増加し、同形式を多数承継したJR貨物では更新工事を施工して延命を図ってきました。本形式は両形式の後継機として、また、東海道・山陽線系統の 1,300 t コンテナ貨物列車運転拡大に充当する目的で開発された車両です。
JRの機関車で初めて愛称が採用され、公募の結果「岡山機関区に所属する省電力大出力機」であることから「ECO-POWER 桃太郎」と命名されたとのこと。
写真のEF210-103 100番台は2000年(平成12年)3月以降、三菱電機・川崎重工業で製作中の改良機です。VVVF インバータの整流素子を IGBT に変更し、制御システムも1台のインバータで1台のモーターを制御する 1C1M 方式とされました。補助電源装置として搭載する静止形インバータ (SIV) の故障時に、主回路制御用インバータの一群を SIV のバックアップとして使用できるフェイルセーフ配慮がなされてます。


外観上、基本番台とは側面の採光窓・ルーバーの数や配置が異なり、大き目の「ECO-POWER 桃太郎」のロゴが側面中央に描かれています。
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