観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

黒井村駅 山陰本線

2012-12-20 06:05:18 | JR西日本 山陰本線 日本海

黒井村駅は、山口県下関市豊浦町大字黒井にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅です。駅名が、国内では珍しい「村」のつく駅。これは旧豊浦町合併前の自治体名を採用された為です。周辺は下関市中心部のベッドタウンとなっています。

下関地域鉄道部が管理している無人駅です。駅舎内には無人化により窓口は閉鎖され、簡易型の券売機が設置されています。

改札口には広島支社独自の列車近接案内がありました。


駅舎は国鉄時代の雰囲気を残す立派な鉄筋コンクリート駅舎です。待合室にはかつてキオスクがあったが自動販売機を残して壁に埋め込まれてしまいまっています。


駅名の「黒井村」とは、かつて当地に存在した村名に基づく。黒井村は1955年(昭和30年)に合併し豊浦町となり、さらに現在は下関市に含まれています。
かつて当駅付近に立地していた「マリンピアくろい」では毎年夏期に「くろいジャズフェスティバル」(のち「くろいシーサイドサウンド」)が開催され、1980年代から1990年代にかけては開催当日に博多と当駅の間を結ぶ臨時快速列車「くろいジャズフェスティバル号」(のち「くろいシーサイドサウンド号」)が運転されました。

島式ホーム1面2線で交換設備を有する地上駅。駅舎は線路東側にあり、ホームへは屋根無しの跨線橋で結ばれています。
ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 ■山陰本線 下り 下関方面
反対側 ■山陰本線 上り 滝部・長門市方面

構内裏手には工場があり、路盤跡に見える隙間は貨物扱いの痕跡が少しばかりありました。

マリンピアくろいは、かつて山口県豊浦郡豊浦町(現・下関市)涌田にあったレジャー施設です。1977年に、黒井漁業協同組合と組合員の共同出資により「株式会社黒井漁協自然海浜センター」を設立し、これを運営母体に、海浜に面したホテル、スポーツ施設、レストラン、遊園地などを備えたリゾート型総合レジャー施設として開業しました。漁協を母体にしたレジャー施設は珍しく、開業にあたり県信漁連は約33億円、黒井漁協は約41億円を融資しました。


1980年代には大相撲の地方巡業やジャズ・フェスティバルを開催するなど、夏場を中心に多数の来場者を集めました。1996年2月14日に羽生善治が史上初めて将棋の七冠を達成したのもマリンピアくろいのホテルでの出来事でした。
しかし、開業当時から慢性的な赤字経営だったことに加えて1980年代末を期に入場者数が減少して採算が悪化、1997年頃閉鎖されました。2003年、パチンコチェーン大手のダイナムに施設・敷地が売却され、同社の研修施設『マリンピア豊浦』となりました


1914年(大正3年)4月22日 - 長州鉄道の駅として開業。客貨取扱を開始。
1925年(大正14年)6月1日 - 長州鉄道線幡生以北の国有化により、国有鉄道小串線の駅となる。


1933年(昭和8年)2月24日 - 小串線が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅に変更。
1978年(昭和53年)9月5日 - 貨物取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。

電報略号 クロ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 335人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1914年(大正3年)4月22日
備考 無人駅(自動券売機 有)

 

 

 


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