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離島など沿海域を担当する中型の灯台見回り船です。LM-203 せきうんは「はくうん」型の6番船です。はくうん型は昭和52年度計画でネームシップが建造された灯台見回り船です。
V型半滑走船型で船質は高張力鋼を採用しています。現在までに11隻建造されているが建造年度に開きがあり各船毎に改良が施されているので厳密な意味では同型船とは言えないかもしれません。外観にもかなり変化が認められる。すでに初期建造船から解役がはじまっています。
1番船就役後、数年置きに「同型船」が建造されているため、すでに1~3番船はリタイアしており。最新船は「こううん」で11番船になります。
20年以上の長期にわたり整備されているため、操舵室を大型にしたり船尾にセレスを設けるなど、逐次改正が加えられています。
公称船型は「23メートル型灯台見回り船」。
灯台見回り船は、海上保安庁に所属している船舶で、主に陸からたどり着けない場所にある灯浮標などの航路標識の点検整備を主な任務とします。
排水量50トン以上を LM、未満を LS として分類する。500トン以上では LL となるが、海上保安庁では設標船と航路標識測定船に分類される。L は Light-House Service vessel の頭文字である。
1889年の「光丸」が日本初の灯台見回り船とされる。灯台の光(ひかり・こう)に由来して、船名には「ひめひかり」や「かいこう」などが用いられています。
総トン数:50t/
●主要寸法:全長23.5m×幅6.0m×深さ2.8m
●エンジン:ディーゼル2基2軸 出力:1080PS
●速力:約15.2kt
●船質:高張力鋼
●航続距離:
●乗員:10名
●主要装備:なし
●航行区域:沿海
●平成2年度計画 石原造船所高砂工場 平成3年3月12日竣工
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