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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

この世界の翠は不都合すぎて未完成

2025-06-06 | 家庭菜園・庭仕事・田舎通い


優柔不断な野菜づくりど素人がやりがちな失敗。
まだ大丈夫だろうとのんびり構えて、必要な時期の施肥や、種まき、間引き、そして収穫を延ばしてしまうこと。あるいは焦って、やりすぎたり、早めたりしてしまうこと。

画像は2025年3月初旬時点の第二弾コマツナ群、畝6列目(11月10日種まき分)
1月頃に発生した黄化現象の多発をのりこえ、春めいたせいか、青々としてくれています。一時期はしおれて全滅するかも、と泣きたくなった日もありましたね。

風よけネットをはったせいか、茎が折れる、葉が飛ぶこともなく。
鳥に食われて欠けることもない、元気はつらつ。その姿に感動しすぎて、獲るのがもったいない!

じつは一部の株がトウ立ちしてきたのか、花が咲くような気配が。
アブラナ科なので、アブラナみたいな形状になりかけているのです。でも、おもしろうそうだから、このまま観察してみたくもある!

さらに、このコマツナの後作がまだ未決定。
ナス科のピーマンか、ウリ科の西洋カボチャか。市販品の種をとっておいたのを試したいからなのですが。それでも種まきまではタイムラグがあるので、うっかりコマツナを抜けない。全収穫したあとで、元肥をいれたり、畝を微修正する時間も必要なので、早めに空けたいところなのですが…。



こちらは畝7列目の第二弾コマツナ群。
最南端に接するので、かなり育ちがよくて。もったいないので、葉だけ掻きとって、ちびちび味わっています。第一弾コマツナでもこれを行っていて、最終的にミニうちわぐらいに巨大化したコマツナ葉。しかし、極度におおきくなると、えぐみが増して葉も固く、食感が落ちるので。


同時期に種まきしているダイコンは、根が太らないと困るので、さっさと間引きしているのですが。
コマツナは葉が増えるのが楽しいので、どうしても収穫が遅れてしまいがち。しかも、まだ冷凍庫に第一弾収穫分(最終2024年12月25日の!)がたまっているので、お持ち帰りしづらい状況なんですよね。さすがに、毎日、コマツナばかり食べたくはないので(苦笑)。

人間の都合にあわせて育ってくれないのが野菜。
だからこそ、育て甲斐があるといえるのかもしれません。


(2025.03.08撮影、同日記録)

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