連休中にアニメを観なおしてみたいが時間が足りなさそうなので、コミックスですませることに。
三〇分で読めるものっていいですよね。あはは。
魔法少女リリカルなのはA’s (ノーラコミックス) | |
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ちなみに過去のレヴューは以下。
『魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS』(前編)
『魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS』(後編)
これも以前のレヴューがさんざんです。
気分によって変わるもんですね。
あらためて読んでみましたが、当時よりは魔法のなんたるかがすこしはわかってきたような気がします。たぶん、あのわからなさ具合で混乱してました。そして、このコミックス、けっこうバトルシーンが多いのですが、その図解がよろしくて。
あと「StS」のコミックスよりも、長谷川先生、ていねいに描いているような印象(初見ではさんざんけなしてたくせに現金(苦笑))
アニメを観なくなってひさしいので、気にならないかも。
しかし、この頃の九歳なのははやはり十九歳なのはさんと性格違いますよね。
どっちがいいとかは言えないけれど。
あと、フェイトちゃん、最後のエピソードでシグナムと揃ってバトルマニア扱い。なのははシグナムと手合わせするのが嫌でしたのに、「StS」では鬼のような表情で楽しんでる描写がありましたよね。
そして、なのはの訓練の仕方はやっぱり無茶でしたねえ。
体力はともかく精神的につよくなったのかな?
さて、漫画といえば、いま話題の四期「魔法戦記リリカルなのは Force」
『娘TYPE』が入手できないまま、ネットの情報漁りで恐縮で、もうご存じでしょうけど。
新キャラが男の子ひとりに女の子ふたり。
この男の子トーマくん(この名前…天空の戦士?(古ッ))なにげに、どこぞの当て馬くんに似てないですかね?
まさか、生き別れの兄さんとかが登場して闘ったりするんですかね?(しかも、兄さんの声がスカリエッティなんですね、わかります)
最後は師匠ポジションのなのはさんにおいしいところを譲って「俺にできることは、せいぜい、なのはさんの引きたて役ぐらいさ」と捨て台詞吐くとか?
緒雪先生なみに、GLに飽きたのでBLに乗り換えるとか?
(「リリカルなのは」で、なのフェイ分がなんだっていうんだ? by 成田剣 とか、都筑氏が思っていそう)
で、少年ジャンプアニメが好きそうな中高生の女子を新規ファンに獲得しようとか?
これ、あれですね、漫画じゃなくて。
せめて、小説にして外伝扱い(ハガレンのノベライズでやってるような)だったら、まだ良かった気がいたしますけど。
なにか、もう、このアニメは「ルパン三世」や「ドラえもん」みたいにもう、ブランドネームだけあってなんでもありきで生き残っていけそうな気がします。
ちなみに情報量が少ないらしいですので、雑誌買うのはあきらめました。
さんざん騒いだのにすみません…。
なのはの百合分が足りないときに、簡単チャージできるコミックスっていいですよね。
ちなみにビジュアルファンブックももってますが、もったいなくてまだきっちり読めていません。
続編って聞いただけで嬉しくて躍り上がってしまいますが、いざはじまってみると、私みたいにいろいろケチつけたくなるのがファン心理。つくる方もたいへんですねえ。
リリカルなのはの魅力は、心に響くストーリーや魅力的なキャラは当然として、魔法の設定やド派手な魔法バトル、なにより安易に男の子との恋愛に走らなかったことが大きいと思うのです。女の子同士の絆や家族の絆などをとてもキレイに描いていて、実にすばらしかった。
それに対して4期は、男主人公にヒロイン2人と、どうにも普通の作品になりそうな印象を受けました。あくまで第一印象ですが。
なのはファンとしては、4期はマンガだけの外伝にしてほしいですね。そして、アニメ化するならAsとStSの間を描いてほしい。特になのはの成長を。
なのはは、どの事件の根幹とも直接的な関わりがないんですよね。なので少しは主人公らしく事件の渦中にいて、傷つきながらも成長していく姿を見たいですね。
それはそうと、劇場版のバリアジャケットはすごくかっこいいですね。なのはの心の強さや凛々しさをよく表してると思います。
コメントありがとうございます。お返事が遅れてすみません。
そして、的確なご指摘に感謝です。
>リリカルなのはの魅力は、心に響くストーリーや魅力的なキャラは当然として、
伏線の回収が上手いですね。とくに三期は、漫画、アニメ、SSとメディア展開したにも関わらず、きれいにまとまっていますし。無駄なエピソードがない。脇キャラもちゃんと活躍の場がありますし。ただそのせいで三期の後半最終戦で入れ子構造になってましてわかりにくいところもありました。
>魔法の設定やド派手な魔法バトル、
これはマニアによっては意見がわかれるかと思いますが、こういう世界に疎い私としてはよく考えられていると感じます。あと、ドイツ語の技名など、さりげなく知性をくすぐられる。なのはさんは九歳にしてヒアリング能力が高いご様子。
>なにより安易に男の子との恋愛に走らなかったことが大きいと思うのです。女の子同士の絆や家族の絆などをとてもキレイに描いていて、実にすばらしかった。
びみょうにユーノとなのはとの仲を匂わせつつも、ぜったいにくっつかせない。百合作品によくあるあざとさとか、ねちっこさがなくて、すごくさっぱりしていますよね。観ていて精神的には疲れないです。美少女アニメで母子愛とか、ほほえましいですね(和み)
>それに対して4期は、男主人公にヒロイン2人と、どうにも普通の作品になりそうな印象を受けました。あくまで第一印象ですが。
その印象をどう裏切ってくれるかが見ものかもしれませんね。そもそも三期でいきなり十年後という設定で、ファンの意表をついてみせたぐらいですので。
まあ、最悪、気に入らなければ観ないという選択肢もありますが、なんだかんだ言いながらも話題に乗っかって楽しんでいくだろうと。
>なのはファンとしては、4期はマンガだけの外伝にしてほしいですね。
記事内で小説にしたら、というのはトーマくんの造形がさして珍しくないんですよね。どうみても主役映えするような顔だちではなくて。
このアニメは年齢一桁で悟ってるお子樣が多いので、十代半ばぐらいの男の子で頼りない感じがする、のは異質に思えますけど。(エリオだって、十歳にしてあの貫禄て)彼はどんなタイプなんでしょうかね?
>そして、アニメ化するならAsとStSの間を描いてほしい。特になのはの成長を。
コミックスでじゃっかん触れられていますが、都筑氏的にはあれで済ますつもりなのかも。中高生のヒロインものもよくありますし。
>なのはは、どの事件の根幹とも直接的な関わりがないんですよね。なので少しは主人公らしく事件の渦中にいて、傷つきながらも成長していく姿を見たいですね。
「直接的」といいますのは、なのはが人造生命体でしたり、ヴォルケンリッターのいた古代ベルカに関わっていたり、戦闘機人と因縁があったり、ということですよね。
いちおう地球の民間人というスタートで、努力と挫折の人という立ち位置なのだと思います。直接的な因縁がないからこそ、彼女は闘うことに迷いがないのでは? たとえば、スカリエッティの術中にはまって挫けそうになったフェイトとは違って。ヴィヴィオにしても、あんなにまっすぐ大胆に救えなかったかもしれません。
しかし、『As』のコミックスを再読したら、三期の魔王(笑)なのはさんとはギャップがありますよね。
四期であたらしい主人公をまじえながら、空白の十代前半を埋めるようなエピソードが発掘されるのかもしれないですね。
>劇場版のバリアジャケットはすごくかっこいいですね。なのはの心の強さや凛々しさをよく表してると思います。
胸のリボンがなくなって、スマートになっていますね。甘さのある前のも嫌いではないですけど。
映画の1stは、もしかしたら、カードキャプターさくら的な「にゃははキャラ(?)」のなのはを作り替える試みだったりして?