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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「ルームメイト2」

2009-06-18 | 映画───サスペンス・ホラー



名前は知っていたけれど、ついぞ観たことがなかった作品。
これの前作については、「ヒアリングマラソン」という英語学習教材に含まれていたので知っていたのですが、ホラーなので観る気はなし。この第二弾ですが、さほど恐くはなかったです。むしろ、恐いのは前半に出てくる女性どうしの熾烈な出世競争と恋のレース(苦笑)


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外食産業の広報会社につとめるホリーは、同居していた同僚のジャン(名前が男っぽいけど、女性)に仕事も恋も出し抜かれ、傷心のうち新しいルームメイトを募る。
同居しはじめたのは、内気な女性テス。仕事や恋人を奪われた苦痛を話し合ううちに、次第に仲を深めていくふたり。しかし、大人しかったテスは、本性を発揮しはじめて、ホリーを恐怖におとしいれることに…。

このテスとホリーの仲がいかにもただならぬ仲に発展していきそうで期待がもてそうだったんですが(笑)、なんていうんだろうね、アニメと違って実写だとやっぱりこのテのタイプの女は狂気じみて描かれるのが通例なようですね(汗)
好きな人と同化しようとしてなにもかもお揃いになるのはいいが、ついにはそれは、憧れの相手を凌駕し、支配したいという欲望を愛といつわっているだけ。そんな女性のおそろしさを感じさせます。

前半で嫌悪するほど嫌~な女性だったジャンと仲直りしちゃうあたりは、ちょっとほっとする場面なんだけど、そのことでテスの憎悪をほとばしらせていってしまうのが、なんとも猟奇的。
ジャンがかなり目鼻立ちの整ったモデルなみの黒髪美人だっただけに、あの扱いは泣けます(苦笑)

そういや、某アニメでもいたよね、ご執心の女の子に向かって、愛してるって告白しながら刃物ブンブンふりまわしてるお嬢さんが(爆)
まじめに考えたら、すごく笑える、というか、笑うしかない。

(〇九年五月十六日)


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