
4月間近にもなると市場にも野菜が出回ってきて、新鮮で安価に。
つい先週は大ぶりのニンジンをゲット。野菜づくりをはじめてから店頭での状態もくまなくチェック。価格帯を調べれば、自分の育てた野菜の価値もわかります。
春先なので、葉物野菜はとにかくよく育ちます。
豊作なので価格もお値ごろ感になってきているのでしょう。冬なら一束150円以上はしたはずのホウレンソウが68円で、けっこう大きいものだったのには驚き。消費者にとっては嬉しいけれども、農家さんにとってはどうなのでしょうか。

2025年1月2日種まきのホウレンソウ。
畝12~16列でぼちぼち育っています。先週が20度越えで一挙に葉が広がった模様。発芽率が50%を超えた畝もあります。正直、種を蒔きすぎたかなと思う面もあったので、まあいいかと。空いたスキマに、相性のいいニンジンか、パクチーなど蒔いてみるか。
さて、本日のメインはダイコン(トップ画像)
一部残していた間引き菜、もう少し大きく育ててみてと3月23日に間引き3回目。なんと、たった一週間で二倍ぐらいの大きさに!! これはもう本格的に30㎝間隔にするしかないと思い、今回はかなり大量に引っこ抜いてやりました。

水を入れたバケツに抜き次第放り込んでいく。
他の作業をしているあいだに、土もするりと抜けて、ていねいに水洗いしなくてよし。かなりの時短になりました。バケツが新品なので、このまま持って帰ります。コマツナの間引き時は、収量をトータルで確認するために小さなお椀をつかっていたのですが、それでちまちま計っていると間に合わないので。
このダイコン葉、コマツナの成熟したぐらいの葉のひろがりで。
たしかに根も同じぐらいの太さ。小指ぐらいといったところでしょうか。レンジで加熱すると、色味がよく、甘みとほんのり苦みがあわさった味で病みつきになります! コマツナとは違った意味でおいしい! 同居人から、もう根を太くせずに、ぜんぶ葉ダイコンで平らげちゃっていいんじゃない、といわれましたが。もちろん、最後まで育て上げますよ。
ダイコンの収穫時というのは、たいがい葉がしおれてしなびて気味。
いろあいも黄色味がかっていますし、スーパーでは鮮度を保つために葉の部分は切り落とされることが多いもの。葉っぱの茎の部分が好きで、刻んで塩もみして食べていたものですが。青々しい生の葉っぱを温野菜にして食べると、こんなにもおいしいものだということに気づきました! 感動です!
青みがあり、葉が立派なのは、卵酢スプレーで光合成が活発になったせいなのかも。
あまりに葉が茂りすぎると根が大きくならないともされています。なので、この日は間引きあとに、たっぷりと畝に草マルチをすることに。いつもの鶏ふんをやると肥料焼けをおこしそうだったので。
野菜づくりをはじめると素材そのものの味わいを大切にしたくなります。
ダイコンももともとおでんに大量に使うか、すりおろして水分をほとんど捨ててしまうもったいない食べ方しかしてこなかったので。根が育ったら、千切りにしてしっかり楽しみたいと思っています。干したらタクアン代わりにもなりそうですし、いい食材ですね。
(2025.03.30撮影、2025.04.02記録)