こんばんは。笠原です。
本日は、私が担当している本年度寄居町商工会の工業振興の重点事業である自動車産業関連企業海外展開支援事業@上海の話題です。
リーマンショック以後、世界的にかつてない自動車販売の落ちこみにより、依然経済環境は先読みの出来ない状況である。この環境下にありながら「中国」では、内需拡大施策等を含め自動車生産台数世界2位の経済大国となった。
このような状況に対して経済産業省の中小企業に対する支援策の一環として、中国を筆頭とするアジア圏に対し「高い技術力を持つ日本の中小企業」の海外展開を支援する事業制度に(財)埼玉県中小企業振興公社が埼玉県の自動車産業に特化した中小企業の海外への新たな市場開拓の支援事業として採択された。
その海外展開支援事業に寄居町商工会と寄居少壮工業会が選抜され、(財)埼玉県中小企業振興公社と連携し寄居少壮工業会を中心とする高い技術をもつ自動車産業に特化した企業7社で海外ミッションプロジェクトチームを結成し自動車生産台数世界2位の経済大国となった成長著しい中国市場をターゲットに海外ミッションを実施いたします。
◆海外ミッションプロジェクトチーム
北陸軽金属工業㈱ ㈱荻野製作所 ㈱アサノ ㈱タクモス精機 ㈱シバサキ製作所 日東精密工業㈱ ㈱アールディエス
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6月に本事業をキックオフし、海外市場に精通した海外コーディネーターによる支援を受けながら戦略会議や勉強会、商談先選定活動を実施し、いよいよ今月21日(日)~24日(水)の4日間に渡り現地中国上海に於いて、日系・中国ローカルの自動車関連企業に直接訪問し商談活動を実施しこれにより具体的な引合い、又は今後継続的な営業活動が可能な環境構築を目指します。
海外ミッション実施控えた今週の15日(月)には、寄居町商工会館において寄居町島田町長、(財)埼玉県中小企業振興公社山本理事長、埼玉県企業立地課小川課長、埼玉県商工会連合会島村専務理事、寄居町企業誘致推進課神田課長ご臨席のもと海外展開支援事業出陣式が行われ、海外ミッションプロジェクトチームのリーダーである北陸軽金属工業㈱の佐々木さんより事業概要説明が行われ、参画企業の紹介またご来賓の皆様より海外ミッション実施に伴う激励のお言葉を頂戴し盛大に開催されました。
寄居少壮工業会とは!?
寄居少壮工業会は昭和54年に時代を担う若手経営者・後継者がそれぞれの持つ独自のノウハウや技術・情報などを相互に共有し、経営意識の向上・相互啓発を行うことにより、広い視野からの新たな事業展開の可能性を追求することを目的として発足しました。
現在、会員は町内外の製造業や建設業を中心とした若手経営者・後継者15名で組織しています。
主な活動内容は、月例定例会をはじめ、各社の企業視察、情報交換会、経営研修会、県外視察研修会など毎月さまざまなテーマで活動しております。
◆会員数 15名(製造業11社 建設業2社 その他2社)
※満50歳に達した3月31日をもって卒業(OB会あり)
◆平成21,22年度主な事業
1.経営研修会
・5Sについて現地視察&ビデオ研修会 ・産学官連携支援事業
・新型インフルエンザ対策と事業継続計画(BCP)策定セミナー
・県外視察研修会 ・新規取引支援事業 ・情報化支援 ・新規会員企業視察
・展示商談会への出展支援 ・海外展開支援事業 ・環境対策支援事業
2.月例定例会・情報交換会(毎月第3木曜日)
3.その他、地域振興を図る為の事業
★おまけ 少壮とは?・・・若くて意気盛んなこと。また、そのさま。
投稿:笠原
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