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Metro(メトロ) スタイル アプリの開発(その3)

2012-08-07 09:24:54 | Windows Embedded Standard

今回はいよいよ実際のMetroアプリ開発をやってみたいと思います。

前回、Visual Studioを起動した状態から続きの説明です。

  1. メニューで[ファイル]-[新しいプロジェクト]を選択します。[新しいプロジェクト]ダイアログが表示されます。
  2. 左側画面で[インストール済み]-[Visual C#]-[Windows Metro style]を選択します。真ん中の画面に選択可能なテンプレートが列挙されます。実際に開発するアプリに適したテンプレートを選択します。ここでは[Blank App (XAML)]を選択します。Blank Appは最小構成のMetroアプリです。
    [名前]のところにプロジェクト名を入力します。ここでは「MetroApp」とします。
  3. 入力したらOKをクリックして、プロジェクトを作成します。
  4. とりあえず、この状態で実行してみます。メニューで[デバッグ]-[デバッグ開始]を選択するとビルドされ、アプリが実行されます。ただ、現時点では「Blank App」テンプレートを選択して、かつ何も実装していないため、全画面真っ黒のスクリーンが表示されるだけです。
     
    [Alt+F4]キーでアプリを終了します。終了するとWindows 8のスタート画面に戻ってしまいます。[Alt+Tab]キーを押下してタスクを切り替えてVisual Studioの画面に戻します。 

ここで、プロジェクトにデフォルで含まれているファイルを簡単に説明します。

  • マニフェスト(Package.appxmanifest): アプリの各種情報(名前やタイトルなど)が定義されています。
  • ロゴイメージ(Logo.png と SmallLogo.png): スタート画面で表示されるロゴイメージ
  • アプリのイメージ(StoreLogo.png): Windowsストアに表示されるアプリのイメージ
  • スプラッシュ画面イメージ(SplashScreen.png): アプリ起動時に表示される画面イメージ
  • ソースコード(App.xaml と App.xaml.cs): XAML と C#のソースコードファイル
  • スタートページ関連(MainPage.xaml と MainPage.xaml.cs): アプリが起動したときに実行されるコード類

今回はこれで終わりです。次回は少しカスタマイズをしてみます。


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