embeddedなブログ

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WSLの初期インストールからUbuntuの起動まで

2023-10-10 20:57:28 | Windows Embedded Standard

Windowsをインストールしたての環境にWSLを初期インストールしてUbuntuが起動できるようになるまでに、実は結構はまることがあり、備忘録として投稿しておきます。

 

まず、管理者権限でWindows PowerShellを起動して、下記コマンドで仮想化機能を有効にします。

dism.exe /Online /Enable-Feature /All /FeatureName:Microsoft-Hyper-V

コマンド実行完了時に再起動するかを確認されるのでYを入力して再起動します。再起動後、管理者権限でWindows PowerShellを起動して、WSL2をインストールします。下記コマンドを実行してインストールします。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

インストール完了後、PCを再起動します。
次に、古いバージョンのWSLではなく、WSL2をデフォルトに設定するために下記コマンドを実行します。

wsl --set-default-version 2

下記のコマンドでインストール可能なディストリビューションを確認します。

wsl -l -o

私の環境では下記のような結果となりました。

NAME                                   FRIENDLY NAME
Ubuntu                                 Ubuntu
Debian                                 Debian GNU/Linux
kali-linux                             Kali Linux Rolling
Ubuntu-18.04                           Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04                           Ubuntu 20.04 LTS
Ubuntu-22.04                           Ubuntu 22.04 LTS
OracleLinux_7_9                        Oracle Linux 7.9
OracleLinux_8_7                        Oracle Linux 8.7
OracleLinux_9_1                        Oracle Linux 9.1
openSUSE-Leap-15.5                     openSUSE Leap 15.5
SUSE-Linux-Enterprise-Server-15-SP4    SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4
SUSE-Linux-Enterprise-15-SP5           SUSE Linux Enterprise 15 SP5
openSUSE-Tumbleweed                    openSUSE Tumbleweed

Ubuntu 18.04 LTS をインストールする例で説明します。下記のコマンドでインストールします。

wsl --install -d Ubuntu-18.04

以上が備忘録でした。


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