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Visual Studio 2019とAnacondaによるPythonデバッグ

2021-01-10 18:03:18 | Windows Embedded CompactまたはCE

Visual Studio Codeの環境でAnacondaを使う方法をご紹介しましたが、今回は、Codeではなく、Visual Studio 2019がインストールされている環境で使う方法についてご紹介します。Anacondaは導入済みの前提で説明します。

Visual StudioにPythonのデバッグ環境が入っていない場合は、スタートメニューからVisual Studio Installerを起動して、[変更]でPythonのデバッグ環境をインストールします。

私の環境では下記のようなモジュールをインストールしています。

完了したらVisual Studio 2019を起動します。新しいプロジェクトの作成でPythonのプロジェクトを作成します。

作成出来たらソリューションエクスプローラ上で、[Python環境]を右クリックして、[すべてのPython環境を表示する]を選択します。

そして、表示された環境からAnacondaを選択して、[新しいプロジェクトに対する既定の環境です]をクリックします。

これで準備は完了です。では実験用に私のAnaconda環境にはnumpyが入っているので、Visual Studioでもnumpyが使えるかを確認してみます。実験用に下記のようなコードを書きました。ブレークポイントも設定しておきます。

デバッグ実行を開始します。ブレークポイントで停止して、ステップ実行した結果が下記です。numpyのtest変数をウォッチで確認するとちゃんと行列が設定されていることが確認出来ました。ちゃんとnumpyが使えているので、間違いなくAnacondaの環境をVisual Studioでデバッグ出来ています。

 


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