ツレアイのへバーデン結節は
しばらく痛みや腫れが続くことになる。
〈しばらく〉が数ヶ月か数年かはわからない。
指の第一関節が変形して、
痛みがなくなる状態がいつかは来る。
そのときにピアノをこれまで通り弾けるのか、
それとも弾き方を変えることになるのか。
まだまだわからないことばかりである。
明日に迫った新宿のプラネタリウムでのライブで完全な演奏は無理だろう。
写真はストーンズのキース・リチャーズの指。
いつ発症したのかは不明だが、これはもう最終形態。
痛みも腫れもなく、変形だけが残っている。
80歳であのプレイができるのだから、
本人は相当な努力を重ねたはずだ。
これがいつごろ撮影されたのかはわからないが、親指をのぞく全指が変形している。
右の写真はまだ変形していない。左は10年前の写真らしい、70歳あたりか。