この土日はまた台風です。先回を上回る勢力というから恐ろしい。
おまけに今回は両日ともイベントがあるので気が気でありません。
なんとかそれるなり、さっさと通り過ぎるなりしてほしい、勝手ですけど・・・・。
昨日はウソのような秋晴れでしたけど、その前日の水曜日、雨が上がったので彼岸花を見に行ってきました。
出かけたのは、新美南吉記念館がある半田市矢勝川(やかちがわ)の堤です。
前日の雨でちょっと足場は悪かったし、彼岸花のピークは過ぎていましたが、それでも十分楽しめました。
子供が小さい頃南吉記念館には来た覚えがありますからすでに20年以上も経っています
お話「ごん狐」の名の由来になったとも言われている権現山です。
川の両側一面に彼岸花。
まずは川の右岸を歩きます。
でも行けども行けども橋が現れず。途中川の中に飛び石があって渡れるそうなのですが、
この日は前日の雨で増水していて渡れず、結局途中で折り返しました。
反対側を見る。
斜面一面に彼岸花です。
帰りの頃には青空が顔を見せました。
相方は彼岸花のおしべとめしべがどれか研究?してました
この白い彼岸花を見るとよくわかります。
先端に花粉のついていない長いものがめしべです(ピンクの矢印)
そしてこの後は新美南吉記念館へ。
「手袋を買いに」
今年は「赤い鳥」創刊100年を迎えるんだそうです。
記念館では赤い鳥の表紙がずらりと飾られていました。
大正モダン? 昭和モダン? な感じの絵ですね。
赤い鳥を創刊したのは鈴木三重吉だそうですが、この人の綴り方の添削が凄かったです。
南吉の文章もいろいろと手を入れられていましたが、
手を入れる前と後を読み比べると
文章がすっきり そしてイメージが膨らむような言葉、文章に置き換えられていて
さすが という感じでしたね。