日なたでよいしょ、木陰で一服

花が大好き、野の花も好き。
農家の主婦が、日々のあれこれを綴ります。

キウイフルーツかいよう病対策

2015-01-09 20:59:55 | 農作業
キウイの剪定が続きます。

キウイは価格が安定しているので我が家の主な収入源です。



でも栽培年数が30年以上経つので、木は老木化しています。

最近は立ち枯れ病(原因が分からなくかいよう病ではない)も発生します。

しかも、枯れた後に苗木を植えても大きくならない内に枯れてしまいます。



更に、ニュージーランドで発生したかいよう病が、数年前愛媛県でも見つかりました。

昨夏、和歌山でも発生しました。

キウイのかいよう病は発生すると、木が枯れてしまいます。

今年はかいよう病対策として、ニュージーランド産の花粉が使えなくなりました。

我が家は自家産の花粉と、ニュージーランド産の花粉の両方を使っていましたが、今年は自家産だけになります。

もう一つ、キウイフルーツ部会から消毒用のエタノールが配布されました。




かいよう病の病原菌を持ち込まない・持ち出さない対策として、

園地に入る前に、手と鋏・のこぎりを消毒する。

園地から出るときも、鋏やのこぎり、手を消毒する。服や帽子や靴に着いた植物を取り除く。



キウイの栽培環境もだんだん難しくなってきました。

消費者の皆様に美味しいキウイをお届けできるよう、消毒の徹底を図ります。



今日9日は宵えびすです。

仕事は早めに終わり、粉河えびすへお参りしてきました。














コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キウイの剪定 | トップ | 般若心経 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キュウイ (しまそだち)
2015-01-10 12:57:04
リンさんが、大変な思いをなさっているのに、馬鹿なわたしは、
タイトルから
キュウイが、潰瘍に効果あるんだと思ってしまいました
ごめんなさい

キュウイの栽培もいろいろご苦労あるのですね
(養鶏場を経営している親戚も、気苦労が絶えないそうです)

粉河と言えば、若い頃、山にハイキングに行って、30歳前後の男女10人
道に迷って、酷い目に遭いました
下って来てから、こんな所で道に迷うか 
Unknown (阪南市テクノ森田)
2015-01-10 17:12:49
鶏肉のようですねー

キウイも病気で大変なんだっ

心していただかないとね
大変ですね (ミセスファーマー)
2015-01-10 17:48:57
日々の剪定作業お疲れ様です。
どんな作物でも、やはり同じ場所で栽培を続けると連作障害とか
病気の発生などに悩まされますよね。
自家産の花粉だけを使って・・・というのがニュージーランド産との混合
の場合と比較してどれぐらい成果が違ってくるのでしょうか?
うまくできて今年も美味しいキウイが沢山できますように!
しまそだちさんへ (リン)
2015-01-10 21:09:33
ちょっと紛らわしかったですね。

キウイは消毒の回数も少なく、栽培し易い作物だったのですが、最近は難しくなってきました。

粉河も和泉山脈の辺りでは山が深いので道に迷うことがありそうですよ。
阪南市テクノ森田さんへ (リン)
2015-01-10 21:15:57
養鶏も鳥ウイルス対策が大変ですね。

キウイは育てやすかったのですが、最近いろんな困難が起きています。

JAではそろそろキウイの出荷が始まりました。
紀の里産を見かけたらどうぞ。
ミセスファーマーさんへ (リン)
2015-01-10 21:28:21
キウイの苗木が育たないのは連作障害が疑われています。
自家産とニュージーランド産の花粉の違いはないのですが、
受粉で忙しい時に花粉を作る手間を省くため、ニュージーランド産を使い始めました。
我が家には雄株がたくさんあるので、花粉の心配がありません。
今年も天候が順調なら、たくさんキウイが収穫できると思います。

コメントを投稿

農作業」カテゴリの最新記事