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Freak-out Diary

よーこの日常生活あれこれ。

逢いたい時に貴方は居ない

2005-10-23 00:37:10 | 演劇
 ネットの波を漂っていて、とても悲しいお知らせを見つけてしまいました。

 ここんとこどうもスケジュールが合わなくてDM頂いても行けずじまいだった劇団の、座付き作家兼演出家兼役者さんが前回公演前にお亡くなりになっていたという。
 まだ38歳、もっともっと面白い作品を作っていけただろうと思うとずーんと来ます。

 その劇団のお芝居は、毎回とてつもない量のアドリブや客いじりが入ってて涙流して笑い転げたものですが、販売されていた台本を拝読するとものすごく緻密に構成されていてびっくりしたことがあります。
 ギャグだけでなくお話に引き込んで泣かせる力量もあるんで、ここのお芝居見る時はハンカチ必須でしたね。

『次、見に行けばいいや』そう思ってた過去の自分をどついてやりたい気分で一杯です。(ここのお芝居はCS放送されたことはあっても、ソフト化されていないのです)
 座長との掛け合い漫才に近いやりとりや、決して綺麗とは言いがたいけれど味のある女装は今でも忘れられません。

 おやすみなさい、倉森さん。貴方の描くお話が大好きでした。