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Freak-out Diary

よーこの日常生活あれこれ。

逢いたい時に貴方は居ない

2005-10-23 00:37:10 | 演劇
 ネットの波を漂っていて、とても悲しいお知らせを見つけてしまいました。

 ここんとこどうもスケジュールが合わなくてDM頂いても行けずじまいだった劇団の、座付き作家兼演出家兼役者さんが前回公演前にお亡くなりになっていたという。
 まだ38歳、もっともっと面白い作品を作っていけただろうと思うとずーんと来ます。

 その劇団のお芝居は、毎回とてつもない量のアドリブや客いじりが入ってて涙流して笑い転げたものですが、販売されていた台本を拝読するとものすごく緻密に構成されていてびっくりしたことがあります。
 ギャグだけでなくお話に引き込んで泣かせる力量もあるんで、ここのお芝居見る時はハンカチ必須でしたね。

『次、見に行けばいいや』そう思ってた過去の自分をどついてやりたい気分で一杯です。(ここのお芝居はCS放送されたことはあっても、ソフト化されていないのです)
 座長との掛け合い漫才に近いやりとりや、決して綺麗とは言いがたいけれど味のある女装は今でも忘れられません。

 おやすみなさい、倉森さん。貴方の描くお話が大好きでした。

やっと見ました

2005-05-17 01:53:48 | 演劇
 映画版「阿修羅城の瞳」をやっとこさ見てきました。
 んで、帰ってきて久々に’00版のビデオを引っ張り出して見てみたりw(’03版は未見なのです)
 終了も近いようなので、ネタバレOKかしらん?w 

 新感線フリークとして、かなりおそるおそる見に行ったんですが…けっこういい感じでした。
 激しい立ち回りが名物で、和装でも足元はスニーカーだったりする舞台版とは違って、ちゃんと足元まで気を配った衣装の数々にうっとりでしたよ。和装好きにはたまらん映画かも。
  
 見ててびっくりしたのが濡れ場だったり。これは舞台じゃ無理ですからね~。
 しかし…邪空と美惨の手合わせにびびったの何の。’00版の古田邪空をこよなく愛する人間としては、邪空には出門に操を立てて欲しかったのですが。
(そして蝗害の話も、蟲毒の呪もばっさりカットされてたので、邪空の出門に対する執着の理由の描き方がちょっと弱いかなー?とも思ったり)

 さすが映画だなと関心したのは、やはりセットとモブシーンですねえ。どうしても舞台じゃ制約の出る部分です。
 冒頭の祭りの中に鬼御門の3人が斬りこんでくシーンや、江戸炎上のシーンは見事でした!(パンフの製作ノートを読むと、セット作りには相当苦労されたようですがw)

 モブシーンに舞台でおなじみの顔を見つけたりもしたので、DVD出たらまたチェックしてみようかと思ってます。新たな発見ありそうです♪