横須賀に原子力空母

横須賀海軍基地に原子力空母が配備されるという。なんのことはない。結局、神奈川県を中心とする首都圏の基地は「整理・縮小」どころではなく、むしろ強化されることになる。厚木の「騒音軽減」も空約束だろう。空母がいなくならない限りは艦載機は厚木に飛来し続けるのは地元民にとってはなかば常識。

横須賀市長、外務省に「撤回」を要請　原子力空母配備 (朝日新聞) - goo ニュース
横須賀に原子力空母　アジア安定へ有意義 (産経新聞) - goo ニュース

ところで、この問題に関連して、「横須賀が空母の母港になっているのは、日本の安全保障上しかたのないこと」などという事をインタビューで答えている市民がたまにいる。だが、こういう意見を言うヒトはトンでもない軍事音痴であると言わなければならない。

空母が日本にいることは、日本の安全保障とは全く関係のないことなのである。空母とは、海外に出撃するための軍艦であり、本土を防衛するためのものではない。

【写真】は横須賀を母港にしていたU.S.Sキティーホーク。これの艦載機が厚木に飛来すると、基地周辺住民は「あ、空母が帰ってきた」と思うのである。イラクなどで戦争があると、厚木の空は非常に静かになる。沖縄県民や神奈川県民は、肌で「米軍は日本を守るためにいるのではない」と感じている人も多い。
※http://www5e.biglobe.ne.jp/~vandy-1/cv.htmより。

------------------------------

横須賀から米軍空母を追い出せ！と思ったらクリック！
⇒