昨日放送の10ch(テレ朝)『山田太一ドラマスペシャル・終わりに見た街』は面白かった。
いやいや、民放のテレビであの様なドラマが放送されるなんて世の中まだ捨てたものじゃないなと思った。
大江健三郎の『鎖国してはならない』(講談社文庫)で紹介されている逸話が衝撃的である。彼は森有正教授が27年前に著書で書いたことが今でも忘れられないとして、こんな事を紹介している。
「ICU(国際基督教大学)に若いフランス人女性が訪ねてきたので、・・・・(森教授が)レストランに案内して話をした、というのです。
〈彼女は急に頭を上げて、殆ど一人言のように言った。「第三発目の原子爆弾はまた日本の上に落ちると思います。」とっさのことで私はすぐには何も答えなかったが、しばらくしても私はその言葉を否定することができなかった。それは私自身第三発目が日本に落ちるだろうと信じていたからではない。ただ私は、このうら若い外人の女性が、何百、何千の外人が日本で暮らしていて感じていて口に出さないでいることを、口に出してしまったのだ、ということが余りにもはっきり分かったからである。・・・・・〉
私(大江)は、いま、27年前に読んだときよりも、もっと複雑なショックを感じながら、森有正の文章を朗読したように思います。」
(大江、p.96より)
大江は、日本の平和運動(反核運動)が持つ問題点を、被害者としての視点からのみ語ってしまう傾向がある、と指摘していてその文脈の中でこの“森教授”の逸話を紹介している。
「東京に核爆弾が落ちる。」
官房長官や外務大臣に堂々と核武装論者がすえられる様な状況では、この可能性は否定できないだろう。
だから、
「第三発目の原子爆弾はまた日本の上に落ちると思います。」という逸話は、十分に衝撃的なものだろう。
たとえそれが、彼女から何となく出てきた言葉だったとしても。
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いやいや、民放のテレビであの様なドラマが放送されるなんて世の中まだ捨てたものじゃないなと思った。
大江健三郎の『鎖国してはならない』(講談社文庫)で紹介されている逸話が衝撃的である。彼は森有正教授が27年前に著書で書いたことが今でも忘れられないとして、こんな事を紹介している。
「ICU(国際基督教大学)に若いフランス人女性が訪ねてきたので、・・・・(森教授が)レストランに案内して話をした、というのです。
〈彼女は急に頭を上げて、殆ど一人言のように言った。「第三発目の原子爆弾はまた日本の上に落ちると思います。」とっさのことで私はすぐには何も答えなかったが、しばらくしても私はその言葉を否定することができなかった。それは私自身第三発目が日本に落ちるだろうと信じていたからではない。ただ私は、このうら若い外人の女性が、何百、何千の外人が日本で暮らしていて感じていて口に出さないでいることを、口に出してしまったのだ、ということが余りにもはっきり分かったからである。・・・・・〉
私(大江)は、いま、27年前に読んだときよりも、もっと複雑なショックを感じながら、森有正の文章を朗読したように思います。」
(大江、p.96より)
大江は、日本の平和運動(反核運動)が持つ問題点を、被害者としての視点からのみ語ってしまう傾向がある、と指摘していてその文脈の中でこの“森教授”の逸話を紹介している。
「東京に核爆弾が落ちる。」
官房長官や外務大臣に堂々と核武装論者がすえられる様な状況では、この可能性は否定できないだろう。
だから、
「第三発目の原子爆弾はまた日本の上に落ちると思います。」という逸話は、十分に衝撃的なものだろう。
たとえそれが、彼女から何となく出てきた言葉だったとしても。
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70年前と全く変わっていないこの国では十分可能性はあると思います。
初めまして(・∀・)ノィョ-ゥ
遊びにきましたぁ~~(´▽`*)
足跡フミフミしつつコメント残してきまふw
ブログ読ませてもらいましたぁ≧∇≦
良かったら私のブログあいりの事件簿にも
遊びに来てくらはい(*´▽`)人
来てくれたら( ´・ω・`)_且~~出すのでマッタリして楽しんでってね♪
http://loveypoo0990.blog33.fc2.com/
北朝鮮との緊張激化→MD配備→憲法改悪→アメリカ軍が先制攻撃(通常兵器で。日本もMDに自信あり、OKしてしまう)→北朝鮮が日本に核爆弾・MD効かず→アメリカが北朝鮮に核攻撃=北朝鮮も日本も滅亡!
タイミングは、
たぶん三発目の原爆(原爆は北朝鮮ぐらいしか保有してない、先進国は水爆)なんて言うぐらいだから北朝鮮のことを念頭に置いての発言だし
だいたい、フランスは国際社会の反対を押し切って最後まで核実験を強行した国だからね。