ロスジェネの発言

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共産、社民に共闘申し入れ

2006-01-24 23:32:09 | 共産・社民共闘
今日の赤旗一面で憲法改悪反対の一点で共闘を 日本共産党が社会民主党に会談申し入れ 志位委員長が会見という記事が大きくでていたので、「おおっ!」って感じだった。

赤旗の写真を見ても分かると思うけど、共産党の幹部の表情もそれから社民党の又市幹事長の表情も明るいものなので、「共闘」が前向きに進むのではないか、と期待できる。

マスコミも2社が次のように伝えている。

社共26年ぶり共闘へ 改憲阻止(西日本新聞)2006年 1月24日 (火) 02:13
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 共産党の志位和夫委員長は二十三日、社民党の福島瑞穂党首に対し、改憲阻止での共闘関係構築を目指して党首会談を行うよう、文書で申し入れた。社民党は応じる方針。共産党によると、共闘が実現すれば一九八〇年一月に旧社会党が共産党との共闘関係を解消して以来、二十六年ぶりの社共共闘となる。

 文書は共産党の市田忠義書記局長が社民党の又市征治幹事長に手渡した。自民党や民主党が独自の改憲案を公表する中、九条擁護を貫く政党として社民党に共闘を要請。志位委員長は記者会見で「国会内外で正式な共闘関係が確立、発展すれば、憲法擁護闘争に大きく貢献する」と意欲を示した。

 又市幹事長は共闘に前向きの姿勢を示した上で「社共が突出すると参加しにくい人もいる。広範な国民運動の一角として社共共闘がある」と述べた。党首会談の日程などは今後協議するという。

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共産、社民が改憲阻止共闘 26年ぶり、国民運動強化(共同通信)2006年 1月23日 (月) 20:51
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共産、社民両党は23日、憲法改正の阻止に向けて共闘関係を構築することで一致した。近く共産党の志位和夫委員長と社民党の福島瑞穂党首が会談して正式合意する。共産党によると、両党の共闘が成立するのは約26年ぶり。

両党としては自民党と民主党の2大政党制の流れが加速する中、協力関係を築くことで改憲反対の国民的な運動を強化し、埋没を回避する狙いがある。

社民党の福島党首は「共産党だけではなく、民主党内の護憲派や、自民、公明両党の改憲慎重派とも連携していく。昔の単純な『社共共闘』とは違う」としている。

共闘に向けた申し入れは、共産党の市田忠義書記局長が同日午前、社民党の又市征治幹事長と国会内で会談して伝えた。

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「共闘」の中身が具体的にどの様になるのかは分からないが、「9条」については幅広い場面で協力出来るようにして欲しい。又市氏や福島氏が言っているように、昔の「社共共闘」とは違うものになるのは確かだ。だが、今回の“共闘”が平和運動の分野で、「共産党だから・・・」「民青だから・・・」という理由で共産党員が排除される現象をなくすよい切っ掛けになると思う。逆に、共産党の方も社民党的な平和運動に対して理解する切っ掛けになるんじゃないか。

いままで、「社共共闘」についていくつかエントリーしてるので、この機会に。↓↓
「左翼統一戦線」のために~その壱
左翼共同はムリ?
社共共闘についての覚え書き-1
社共共闘についての覚え書き-2
社共共闘についての覚え書き-3【10年前の社民党は「左派」ではなかった!!】

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