共産党が古典を読まないわけへの反論というか、ちょっとした指摘。どうでも良いことなんだけど、一応。不破哲三は『古典学習のすすめ』という本の中でこんな事を言っている。
「哲学についても、経済学についても、あるいは社会主義論にしても、いろいろな手引き書や入門書、いわば教科書的な書物は数多くあります。そういう本は、弁証法とはなにかとか、経済学の基本にはどんな命題があるかなどを、大づかみに勉強しようというときには、問題が要領よくつかめるし、なかなか便利なものです。ただ、科学的社会主義の理解を手引き書で勉強するのと、古典で勉強することとのあいだには、たいへんな大きな違いがあります。
・・・教科書的な書物は、マルクス、エンゲルス、レーニンが明らかにした命題をきちんと整理してしめしてくれるという点ではわかりやすいところがあります。しかし、その精神をつかむうえでは、やはり足りないのです。古典の学習には、なかなか難しいところがありますが、やはり多くの人が古典にじかにぶつかって、結論的な命題だけでなく、そこにいたる精神やその議論をつらぬいている方法をつかむ努力をしてほしい、と思います。」
(不破哲三『古典学習のすすめ』新日本出版社、1996年。10-12頁より)
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「哲学についても、経済学についても、あるいは社会主義論にしても、いろいろな手引き書や入門書、いわば教科書的な書物は数多くあります。そういう本は、弁証法とはなにかとか、経済学の基本にはどんな命題があるかなどを、大づかみに勉強しようというときには、問題が要領よくつかめるし、なかなか便利なものです。ただ、科学的社会主義の理解を手引き書で勉強するのと、古典で勉強することとのあいだには、たいへんな大きな違いがあります。
・・・教科書的な書物は、マルクス、エンゲルス、レーニンが明らかにした命題をきちんと整理してしめしてくれるという点ではわかりやすいところがあります。しかし、その精神をつかむうえでは、やはり足りないのです。古典の学習には、なかなか難しいところがありますが、やはり多くの人が古典にじかにぶつかって、結論的な命題だけでなく、そこにいたる精神やその議論をつらぬいている方法をつかむ努力をしてほしい、と思います。」
(不破哲三『古典学習のすすめ』新日本出版社、1996年。10-12頁より)
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おひさしぶりです。
不破さんの本むずかしそうー。
そしてマルクス!途中でやめました。
私にはちと無理でした。ねむたくなる。(小学生みたいですね)
ところで先日、ドイツの方とお話する機会があって、まったく私の言葉通じませんでした。
「ブロッケン」とか「ワルプルギス」とかいったけど…最後しょうがないから魔女の絵をかいたら「ヒクセン!」といわれてやっと通じました。
なんかわからんけど「ダンケ」といっておきました。
あとドイツの方にビールこぼされたのですが、本人はなんも気にしてなかったけど、ドイツではビールは水みたいなもんなんですか??
不破さんのも、それからマルクスのにも簡単な作品もあるので、まずはそういうのから挑戦してみては?
ドイツでは、ミネラルウォーターよりもビールの方が安いみたいですね。ただ、「水みたい」に思うかどうかは人によるんじゃないですか(笑)?
ちなみに「魔女」は「ヘクセ(Hexe)」ですね~。