コーヒーが本当に好きな人であれば知らない人はいない伝説の名店「カフェ・ド・ランブル」に行ってきました。
銀座にお店を出して50年以上、荒挽きネルドリップ抽出法を開発した第一人者関口一朗氏のお店。
3年位前にコーヒー専門雑誌でこのお店を知ってから行こう行こうとチャンスをうかがっていたお店にようやく足を踏み入れることができました。
銀座の大通りから1本細い路地を中に入り、coffee onlyという看板が煌々と灯る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/0c/b031bf56990113fe1afd98f8089ddaf9_s.jpg)
ドアを開けると「カランコロン」とカウベルが鳴り、こっちも戦闘体制に入る。
中には50をちょっとすぎたばかりの紳士が2人、カウンターで読書にふけっている。僕はカウンターの奥が空いていたのでそこに座らせていただいた。
そこは店主の抽出がまさに50センチ位ほどの目の前で拝める最高のスポットなのです。
ココの伝説のデミタスコーヒーが飲みたくてお店の2代目に豆はサントスでデミタスを注文。
デミタスとは・・・・
フランス語で「demi(ドゥミ)」は「半分の」,「tasse(タッス)」は「珈琲カップ」 のことで,「demi-tasse(デミタス)」とは「半分のカップ」ということでエスプレッソ用 のカップのことを言うらしい。
僕はカウンター越しから2代目の一挙手一投足を凝視します。
普通、ペーパーフィルターで落とすときはポットのほうを円を描くように湯を落としていきますが、ネルは逆。
ネルを回転させながらポットは動かさず、湯を注ぐ角度だけを変えるという方法。
しかも、ポットから出るお湯は一滴一滴ポタポタ落とすめちゃくちゃ集中力が要る作業。2代目はまるで魔法をかけるように湯を落とす。
神聖な儀式のような抽出式。
写真のデミタスカップは100mlくらいでしょうか。
これに抽出されたコーヒーを注ぐ。
ゆっくり落とされているのででてきた珈琲はアツアツではない。ちょっとぬるい感じ。
まず、香りが違う。こんな“神聖”という言葉が似合う珈琲はないです。
ほんの少しの抽出された珈琲を少しずつsip。
初めて香るかぐわしい香り。
どうにかなりそうなほどの衝撃。
口の中が神聖な香りに占領される。
飲み終わったあと、カップに鼻を近づけるとさっきまであった淹れたての香りがそのまま残っている。
コーヒーを飲みながら本を読んで1時間。
1時間経った後でもなおそのままの香りがカップの中にとどまっていた。
伝説の珈琲屋を訪れるコトが実現したいま、自分の中でまたひとつ、新たな目標が出来ました。
ココのコーヒーの味を自分で再現したい。
そう決心した寒い冬の日の午後でした。
ごぞんじ。
銀座にお店を出して50年以上、荒挽きネルドリップ抽出法を開発した第一人者関口一朗氏のお店。
3年位前にコーヒー専門雑誌でこのお店を知ってから行こう行こうとチャンスをうかがっていたお店にようやく足を踏み入れることができました。
銀座の大通りから1本細い路地を中に入り、coffee onlyという看板が煌々と灯る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/0c/b031bf56990113fe1afd98f8089ddaf9_s.jpg)
ドアを開けると「カランコロン」とカウベルが鳴り、こっちも戦闘体制に入る。
中には50をちょっとすぎたばかりの紳士が2人、カウンターで読書にふけっている。僕はカウンターの奥が空いていたのでそこに座らせていただいた。
そこは店主の抽出がまさに50センチ位ほどの目の前で拝める最高のスポットなのです。
ココの伝説のデミタスコーヒーが飲みたくてお店の2代目に豆はサントスでデミタスを注文。
デミタスとは・・・・
フランス語で「demi(ドゥミ)」は「半分の」,「tasse(タッス)」は「珈琲カップ」 のことで,「demi-tasse(デミタス)」とは「半分のカップ」ということでエスプレッソ用 のカップのことを言うらしい。
僕はカウンター越しから2代目の一挙手一投足を凝視します。
普通、ペーパーフィルターで落とすときはポットのほうを円を描くように湯を落としていきますが、ネルは逆。
ネルを回転させながらポットは動かさず、湯を注ぐ角度だけを変えるという方法。
しかも、ポットから出るお湯は一滴一滴ポタポタ落とすめちゃくちゃ集中力が要る作業。2代目はまるで魔法をかけるように湯を落とす。
神聖な儀式のような抽出式。
写真のデミタスカップは100mlくらいでしょうか。
これに抽出されたコーヒーを注ぐ。
ゆっくり落とされているのででてきた珈琲はアツアツではない。ちょっとぬるい感じ。
まず、香りが違う。こんな“神聖”という言葉が似合う珈琲はないです。
ほんの少しの抽出された珈琲を少しずつsip。
初めて香るかぐわしい香り。
どうにかなりそうなほどの衝撃。
口の中が神聖な香りに占領される。
飲み終わったあと、カップに鼻を近づけるとさっきまであった淹れたての香りがそのまま残っている。
コーヒーを飲みながら本を読んで1時間。
1時間経った後でもなおそのままの香りがカップの中にとどまっていた。
伝説の珈琲屋を訪れるコトが実現したいま、自分の中でまたひとつ、新たな目標が出来ました。
ココのコーヒーの味を自分で再現したい。
そう決心した寒い冬の日の午後でした。
ごぞんじ。