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かずまんの日記

美味いモンをトコトン探求するかずまんの日記

最近ゲットしたうつわたち

2006-10-13 10:37:55 | 今日の一言
東京に行くのが決まり、向こうでの生活が徐々に輪郭を帯びるように現実のものになりつつある中、
「うつわはしっかりとしたものを」
ということで、先日kaopanさんのプレオープンの前にうつわクウさんでいろいろゲットしてきました。


コレはアンリシャルパンティエのパーティに行く前にクウさんに寄った時、たまたま次回の展覧会のフライヤー見た瞬間、直感的に「コレは絶対ゲットせな!」って店主のゆかりさんに聞いたところ、実物を見せていただいて即リザーブしてもらった山本哲也さんの傑作。

フライヤーはコチラ

ニュー織部ですね。
黄色の色といい、カタチといい、すばらしい。愛らしく、時にひょうきんな姿は目を見張るものがあります。

この織部を迎えに行ったとき、
「かずまん!このフライヤーの急須はまだありますか?って何度聞かれたことか。断るのに必死だった。」っていわれました。
予約しててよかったぁぁぁ。

ちなみに音喜多美帆さんのフライヤーに使われている作品も我が家にあります。



コチラも山本哲也さんの織部。この黄色ホント好きです。縁に薄く入る緑がまたエエ感じです。



コチラも山本哲也さんのプレート。
普段づかいにできるプレートで、どんなものでもマッチするような気がします。
お皿を持つと重量感もあり、いろいろ活躍してくれそう。



コチラは井内素さんのそばちょこ。
井内さんのコーヒーカップを割られた過去があるので、そのリベンジということで、ゲットしました。
コーヒーカップにも使える万能選手。
これも中の黄色がすばらしいですね。


これはだいぶ昔からほしかった作品。
形は良くありそうですが、洗練されていて、縁のオレンジ色がものすごく映えていてこれも意を決して2個購入。
お料理が引き立つようなそんな器です。
ゆかりさんは「海老を盛ったら最高」っておっしゃってました。




これはうつわクウではなく、同じ芦屋川駅から近い「ギャラリー藤」というところでゲットした北海道で作陶している工藤和彦さんの作品。
高台の赤がなんともいえない色で虜になりました。



こちらも同じ作家さんのどんぶり。




二つ並べるとこうなります。



最後はボクの秘密の雑貨屋さんMUKUさんで手に入れた錫(すず)の茶壷。
台湾茶葉をこちらに入れて普段使いにしています。
結構昔のものですが、状態もよく、密閉性にも優れています。
持った質感が最高に良い。さらに手にしっかりと張り付くように収まり、思わず見惚れてしまいます。
これぞ民藝の用の美。

これらの器を持って東京に行くんですが、器ばっかり良いものを持っていって肝心の家電や家具はぜんぜんまだ考えてないんです。

あきませんね。

ごぞんじ。

kaopanのPre-openにいってきました。

2006-10-12 09:47:57 | 今日の一言
ヒトのツナガリは大切にしたいですねぇ。

うつわクウさんツナガリで紹介してもらったkaopanさんがついにお店をオープンするという事で昨日、プレオープンに行ってきました。

お店はうつわクウさんが並ぶ商店街からちょっと線路側に入ったところ。
楽ぜんさんと併設するようにお店があります。

何も知らずにkaopanを見つけたら、
「こんなところにパン屋があったんだぁ!!」
ってプチシヤワセ感溢れるそんなお店。

お店の中に入るとまず見えるのが清潔感溢れえる白を基調とした店内にズッシリ重厚感のあるパンを焼くオーブン。

大きな机の上にはほとんど売り切れ状態のパンがチラホラ。

まず、kaopanさんのお手並拝見という事で出てきたパンは3種類。



クリクリームチーズを載せたパン、ジャガイモのパンにはエッグサラダ、そしてきのこのソテーを載せたパン。

クリクリームチーズは初めての味。
栗とクリームチーズってあうんですね。なかなか面白い発想。

そして他のどれもやさしくて美味しいパンたち。

「パンだけ食べてみたい!」って駄々をこねると出てきたパンがマヌカハニーとローズマリーのパン。

コレはボクは大絶賛。
最高最高。
マヌカハニーのやさしい香りとローズマリーのパンチの効いた香りがこれほどマッチするとは。
カオリさんも、「コレは自分でも傑作だと思ってます。この組み合わせを発見したときは自分でもコレはいける!って思いました。」

そりゃそうでしょ!
今までこんなローズマリーを利かせたパンはありましたが、ハチミツの香りとドッキングするとは何たる発想!!

このパンだけを食べるためにお店に訪れる価値は有ります。

イチヂクのカンパーニュもなかなかのもの。完成度が高いですね。



kaopanで使う酵母は天然酵母。
だからとてもやさしいのです。
今回使用している酵母は巨峰の酵母。
レーズンでしているところは沢山有れど、巨峰の酵母でパンを焼くところは僕は聴いたことがありません。
やっぱり巨峰の水分が多いせいか、作るのには色々苦労しているそうですが、それだけの思いがこもっているのでこちら側もそういう気持ちで食べないといけませんね。


夜7時を過ぎているのにお祝いに来るお客さんが後を絶ちません。
お店が小さい分、お客さんが5人も入ったら酸素濃度が薄れてしまうのですぐに退散しました。


結局お隣の楽ぜんさんでうつわクウさんのゆかりさんとちっちゃなお別れパーティをして頂きました。

楽ぜんさんのオーナーやパートナーさんたちも一緒に色々食べものの話に盛り上がり、箸がすすむすすむ。

前回同様、牛スジ、卵をいただき、茄子に自家製豆腐。
お酒はうつわクウの器でいただきます。









やっぱりいい器で飲む酒は印象も変わってきます。
うまい。

で、今回びっくりしたのがこの一皿。
ジャガイモとカイワレ。
ジャガイモが秀逸。

ジャガイモの隅々までおでんのダシがしみ込み、食べると解けるように崩れれていきます。
ホクホク感もあり、それでいてネットリ感もあり、オーナーも
「今までで2番目くらいの出来」
と自画自賛。

最後はプリンで締めてごちそうさま。
楽ぜんにもこれから行けなくなるのが悔しいです。
これからおでんが本番なのに・・・





そうそう、楽ぜんの神戸牛のスジ煮こみはネットで買えます。
よろしければ。
http://rakuzen.biz/scb/shop/

kaopanの正式なオープンは明日13日です。
場所は阪急芦屋川駅徒歩2-3分。
分からなかったら「楽ぜんって言うおでん屋どこですか?」
って道行く人に聞いてみてください、そのおでん屋さんのすぐ横です。

kaopanさん、ゆかりさん、楽ぜんさんゴチソウさまでした。

ごぞんじ。

青雲の志半ばにさるが日に抱きたるは澎湃な大望

2006-10-11 11:17:28 | 今日の一言
たべデパ日記をはじめてもうすぐ1年半が経とうとしています。

今までいろんな生産者と出会い、色々な経験をさせていただき本当にいい時間を過ごさせていただきました。


私はこの度、11月1日をもってたべデパを卒業し東京に転勤することになりました。

東京ではたべデパとは違う仕事を任されました。

食べることが大好きな自分にとってはたべデパでの仕事はまさに天職。

みんなに
「いい仕事してるねぇ。」とか
「おもしろそうやん!」などと言われていました。


ですからこれからは「かずまんのたべデパ日記」ではなく、
「かずまんの日記」としてリニューアルオープンします。

内容は、どんなモン食べてどんなヒトと会ったとかそういう事だと思うのですが。

東京の美味しいお店をいろいろ探していきたいと思います。


さぁ、まずは部屋探しから。

まぁ、ざんぐりいきましょ。

ごぞんじ。


丹波栗完売、ありがとうございました。

2006-10-10 10:00:10 | 今日の一言
丹波栗完売しました。ありがとうございました。


今年も早かったです。

実績としては去年の倍以上の注文をいただきました。

去年は週刊アスキーに掲載された経緯もあって注文が殺到しましたが、今年はそういうメディアの露出がないにもかかわらず、コレだけの注文をいただいたことは本当にありがたいことでございます。

皆さん栗ごはんや渋皮煮など、色々な食べ方で秋の味覚を堪能されたことでしょう。

また来年もよろしくお願いいたします。

ごぞんじ。
かずまん

Kazuman's Mont Blanc

2006-10-08 22:30:55 | 今日の一言
こんなに美味いとは・・・・・思ってました。


ボクはいろんなところでヒントを得て自分の作るものの参考にしているんですが、今回は先日行ったアンリシャルパンティエのパーティで味見した一皿のシロップ

シロップの中身を聞いたところ、スターアニス、バニラ、シナモン、オレンジ、ラム酒など。
オレンジはなかったんですけど、ほかの材料があったので、ボクなりに作ってみました。

そして、昼間に作ったマロンクリームを土台にし、できたばかりの渋皮煮をトッピングし、上からシロップをかけてみました。


和の渋皮煮と仏のシロップ。
この取り合わせが意外や意外、大成功。
ふわっと香るスターアニスの香りがすばらしくいい。

これらのシロップがマロンクリームと合わさるときすばらしい化学反応が起こります。
渋皮煮の中はまだ甘さが浸透していないのでまたよろし。

ほんと、美味しい。
すばらしい一皿完成しました。


何度も言いますが、
こんなに美味いとは・・・・・・・・思ってました。

ごぞんじ。

栗名人

2006-10-08 17:18:14 | 今日の一言
金曜日の夜から土曜日の朝にかけてひたすら栗をむきました。

五キロで総数200個以上。途方もない数でしたが。

おそらく20代で栗を剥かせたら日本で五本の指に入るであろうスピードに上達しました。
職人の域ですよ。


途中眠たすぎて目を閉じながらむいてました。ほんま
手の感触で鬼皮を確認しパカッとはずします。
栗の尻のザラザラしたところがまたむくのが困難で幾つか傷つけてしまったりして。
そういうものは煮ていくと割れるていくのでペースト用にまわします。


さて鬼皮をむいた後は渋皮。
渋皮に癒着するスジとか細かい皮を爪楊枝で掃除していきます。
これがまた細かい作業なんです。

まずは大まかな皮をとるんです。
粗いサンドペーパーをした後に細かいサンドペーパーをかけるように、最後はひとつひとつを愛でるように磨いていきます。


そしてきれいになった栗の渋を抜いていきます。
通常は重曹で渋を抜きますが、今回はプラス大根おろしのダブル効果で渋を抜いていきます。
この作業を3回繰り返したときには周りは明るくなってました。


で、土曜日の午後からはひたすら弱火で味付け。
たっぷりの水に砂糖のみ。
たっぷりの水が蒸発し、糖度が上がってきてトローリしてくるまで弱火で煮ていきます。

以前、塩昆布の取材に行って、こういう作業は手間がかかるのは知ってるんですが、一番大事なのが火加減。
強火すぎると栗が割れてしまったりしますが弱火すぎると蒸発が進まないんです。
火の番をしながら完成していくのを待ちます。

で、先ほど瓶詰めも完了。
ペーストを裏ごしして最高のマロンクリームも完成。

今夜のスイーツはモンブランです。


画像は後日アップしますんで。

ごぞんじ。

Weekend Column-002

2006-10-07 15:46:06 | 今日の一言
新しい旧い時計を買った。

新しくて旧いというのは矛盾しているが、ホントに新しくて旧いのだ。

モノは精工舎(現SEIKO)の船舶時計。

時代はかなり昔のモノで、ウン十年前のシロモノ。
こんなにいい時計が船の中に備えられていたのだから、勿論その船もかなりのいい船だったであることは容易に想像できる。

オーバーホールも完了しており、正確に時間を刻める機械を見ると新品同様だった。


彼女とはよく行く雑貨屋で半年ほど前に出会った。

一度はあきらめたのだがそれ以来ずっと頭の片隅にへばりついてとれず。
忘れられないでいたのだ。

この半年、自分の部屋に会う時計をネットやいろんなお店で探したけれど、あれほどの完成されたボディの時計には出会えることが出来なかった。

どんな優れた有名デザイナーが作っても勝ることの出来ない“用の美”
まさに民藝の美。


先週末、そのお店に彼女と再会しに行った。

それほど目立たないところにディスプレイされていたのが幸いしたのか、この半年間ダレも手をつけなかったのだろう。

彼女はそんな目立たない壁面に静かに固定され、黙々と時を刻んでいた。
秒針のカチッカチッという音がなんかボクに「おそかったじゃない!」って言っているようで僕はすこし照れた。

帰りの道すがら、紙袋に収められた彼女をもつ僕はまるで手をつなぎながら歩いているような気分に浸り、暮れ行く秋の夕日に映る影をみると2つの長い人の形が延びているようだった。

これから1週間に一度、ゼンマイを巻くという彼女に新たな命を与える作業が待ち遠しくてたまらない。

ごぞんじ。

試験べんきょ

2006-10-06 15:48:29 | 今日の一言
フードコーディネーターの試験が今月末にあるのですが、どうもはかどらない。

通勤電車の中でテキストを開くのです。でも、まぶたが閉じるんです。

どうもテキストに載っている内容が表面的すぎて面白くないっていったら怒られそうですが、実際そうなんです。
広く浅く、食に関する知識を並べていますが、どうも薄い。

ボクはどちらかというと一つのことを深く知りたい質なので、こういったテキストを見ると、
「で、どうなん?」とか「なんでこうなるの?理由は?」等といったツッコミをしてしまいます。

そうやって色々自分の中で考えているうちに頭の中で勉強のことから違うことにシフトしていくんです。

調理材料のところでも「豆板醤」はどーのこーのって言う2行くらいの説明しかされていないのですが、僕のアタマの中では

「豆板醤といえば麻婆豆腐。ドコソコの麻婆豆腐は美味かったなぁ。辛いのを食べた後はやっぱり甘い月餅。しかし萬珍楼で食べた月餅は最高やなぁ。そうそう、今度中華街に行ったら蒸し器買わなあかんなぁ。で、いくら位するんやろ?ネットで調べよっ!」
ってどんどん変な方向に行って一向に勉強がはかどらないんです。

試験まであと少し、やっぱり直前にお尻に火がつかないと真剣に勉強しないんだろうなぁ。


ごぞんじ。

zuccheroのタイカリーの復活運動

2006-10-05 16:30:59 | 今日の一言
ボクの行きつけのカフェ、zuccheroのタイカリーが販売中止になってはや半年、
あのカレーを食べてないボクにとっては未だ週末が来た実感が湧きません。

オーダーしてから15分は待たされますが、自分のためだけに作ってくれている!
という満足感と、zuccheroで流れる時間のユルさがそういった外界の有耶無耶した悩みを取り払ってくれます。

販売が中止になった理由は「一人でカフェを回すのが限界だから」だそうで。
飲み物を作ってカレーも作ってケーキもデコレートしてとなるとひとりのカヨワキ女性だけではつらいモンがあります。

僕がお店に行く度に「タイカリー復活しないんですか?」

と牽制しますが、「ちょっとね~」
といわれる。

お店のオーナーも「別にまずいってワケで中止になってないんでねぇ。カレー再開しないんですかっていろんな人に言われます」

と、やっぱりボクと同じ要望を持っているヒトがいるんだと安心しました。

そんなみんなに惜しまれつつお休みしているzuccheroのタイカリーの復活する日を夢見ながら、今週末も忙しい中、zuccheroに足を運ぶのです。

ごぞんじ。

香寿軒の葛きり

2006-10-04 17:54:45 | 今日の一言
奈良の香寿軒の葛きりを食べてきました。

葛といえば吉野葛。
恥ずかしながら葛餅や葛きりは初めてだったんです。

黒蜜をかけて麺状になった葛きりをスルッといただきます。

葛自体に味がないのでやはり美味さを判断するポイントは葛に使用している水とノド越し、そして黒蜜とのバランスでしょう。

葛きりはじめのボクとしては結構いい葛きりを食べたんではないでしょうか。
洗練しているというか、水もいい水を使用してそう。

柚子の皮のアクセントが中々ニクシ。

食べにくいのは否めないが真夏にギンギンに冷えたこの葛きりをいただくのが最もいい季節でしょうね。

秋雨降りしきる午後に食べるのはちょっと季節ハズレかとは思いましたが、今年の夏を振り返るいい一椀だったんではないでしょうか。

ごぞんじ。






うまいぼう

2006-10-04 00:13:54 | 今日の一言
久しぶりに「うまい棒」を食べた。

裏の表示をよく見てみると

「遺伝子組み換えコーンが混じらないよう、栽培から加工までの各工程で分別管理されたコーンを使用しています。」

・・・ってたまに混じることあるんかい!!

ごぞんじ。

スイートポテト

2006-10-03 09:37:48 | 今日の一言
広島から届いた新サツマイモでスイートポテトを作りました。

王道のスイートポテト。
でも若干アレンジで。

焼き上がりを見て、「コレ売れるな」
香りをかいでみて、「コレイケるな」
アツアツを食べてみて、「コレ最高やな」

表面のパリッと焼きあがったクリスピーな食感と中の絹のような滑らかなサツマイモペーストが素晴らしくマイッチング。

サツマイモの甘さもさることながら複雑に編みこまれた香りが素晴らしい。
食べる直前に一度オーブントースターで焼きなおしてサーブしたらヨロシ。


スイートポテト
■材料  4-5人分

  サツマイモ・・3本くらい
  バター・・・70g
  コンデンスミルク・・・・70g
  卵黄・・・・・2個
  ラム酒・・スプーン2杯
  シナモン・・・ちょっと
  塩・・・・ちょっと
  スパイシーなハチミツ・・・ちょっと

  卵白・・・ちょっと

■作り方

サツマイモを弱火で長時間茹でると、皮がヌメットした感じではがれます。
中身はすでにペースト状になっているものもあり、まずは裏漉し。

熱いうちに裏漉しをしないとどんどん水分が抜けていきますからね。
そして分量のバターなどをいれヘラで滑らかになるように練ります。

後は泥んこあそびのように適量を手に取り、サツマイモの形に成型し卵白を表面に塗り、オーブンで10分。

簡単でしょ?

包丁も使わないし、とっても手軽なんです。

スイートポテトの香りに負けない東方美人かハーブティーが合うのではないでしょうか。
秋の夜長に手軽でおいしいスイーツを作っては?


ごぞんじ。



かめばかむほど。

2006-10-02 12:42:09 | 今日の一言
分かってるんです。
早食いはダメだってことは。


昨日は季節の食材の持ち味を重視しているお店でランチ。

人とごはんを食べるので会話をしながらユックリ食べます。

ユックリ食べるのでいつも以上によくかみます。

そうするとやっぱり美味しいんですね。
素材の味がわかるっていうか。噛めば噛むほど味が出るというか。
時間的な味のうつりかわりを感じます。

はじめは表面につけた味を感じ、そしてそれが素材と絡み合う。
噛んでいるうちにはじめの味は消え去り、素材の味だけが支配する。

紅茶で言うファーストノート~ラストノートみたいな。

噛まずに飲み込むとそんなことはワカリマセン。
分かる前に食道を通って胃へ落ちていきます。

やっぱり自分の舌が商売道具なので、いつでもよく噛んで味わいたいものです。

味わうという言葉も簡単そうでムズカシイ。
目を瞑って神経を集中して感じとる。

カップラーメンでもそうやってたべたら何か発見があるのかもしれませんね。

ごぞんじ。

情熱大陸

2006-10-01 23:29:23 | 今日の一言
情熱大陸の白鵬特集を今見終えました。

この番組を見た事がある人ならお分かりでしょうが、ある人を徹底的私生活やその人の素顔を垣間見るという番組で密着もの。

当然、場所前から場所中にもカメラは白鵬を追う。

そして今場所は8勝7敗の残念な結果に終わり、横綱の道は一旦途絶えた。

ボクなら、カメラにずっと追われて集中できずにそれが原因だった!
縁起もよくないし、二度と密着なんかしてくれるな!って言うかもしれません。


番組の最後で、スタッフが「また横綱になれる機会が来たら取材していいですか?」
と聞くと、

最後の一言。

「ボクでよければ」

満面の笑みで。

ぐっとくるね。

白鵬が好きになった。

ごぞんじ。

Weekend Column-001

2006-09-30 04:16:31 | 今日の一言
土日はちょっと食べものとは違うことを。

という事で先月台湾に行ったときに感じた話。

まず、台北市内に入り気づいたのは建物の古さ。
築ウン十年も経ってそうなアパートや平屋建ての家が軒を連ね、漢字の看板が道路沿いに伸びている。



昭和の日本の写真を見ると、今の台湾の町並みの風景と重なるようです。
台北市内は今年できたばかりの世界一の高さを誇る101タワーを除き、高いビルはほとんどない。

少し路地に入ると、洗濯物がむき出しで道端で魚をさばいている人がいたり、
独りで茶に興ずる老人がいたり、囲碁のようなモンをしている人がいたり。




こういう光景が何処へ行ってもみられる。かつての日本もそうであったであろうと町を歩きながら想像したりもする。





整備されているところはされているが、少し中に入ると、道もガタガタで下を見ながら歩かないと、たちまち何かに躓く。

激しい段差が不意に存在したり、タイルが剥れていたりするのはあたりまえ。
中には30センチくらいの段差がある道があり、おばぁちゃんとかちゃんと歩けるのか他人の心配をしてしまう。


(集合新聞受け。味がでてます)

地元の人の足は主にスクーター。
排気ガスの影響かみんなバンダナでマスクをしていますが、果たしてその役目をしているのかどうかは疑問です。

ボクは専ら地下鉄と歩きで台北の街を散策しましたが、悪路や道がややこしくて、最寄りの駅からホテルにはついに最終日になってもまっすぐ帰ることは出来ませんでした。


(コレが地下鉄の券売機。初乗り70円)


地図は必需品です。
コレがないと自分の居る位置も分かりませんし、目指すべき目的地にはたどり着けません。
人に地図を見せて道を尋ねても5人に聞いても5人とも違った方向を指差すモンなので頼れるのは自分だけだと決心しました。

幸い標識は漢字で書かれており、地図と照らし合わせ自分の位置を確認。
方角は太陽の位置を確認して推測。

まさに都会の中でのサバイバル。


そして台北ではコンビニが出店ラッシュ。
ファミマやセブンイレブンが至るところに点在。

しかし、日本のコンビニと違うところは商品を袋に入れてくれないところ。
袋をもらおうとすると、幾らか請求されるんです。

でもコレには僕は全面的に賛成。
ゴミが減るだけでなく、個々の意識が変わるでしょうね。



そしてレジでお金を受け取るときにもらうのがロト付きのレシート。
2ヶ月に1度抽選会があり、1等は200万元。およそ700万円。
だから、日本のコンビニみたいにレシートをレジの横にあるレシート入れ等存在せず、みんな財布の中にいれ抽選日まで待つそうです。

他にも書くことはありますが、詳しくはコチラをご覧ください。

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001344