今回は「食いしばり」が及ぼす
歯への影響についてご説明いたします。
■食いしばりで歯を失うかも !?
食いしばりとは、
上下の歯を強い力で
噛みしめるクセのことを指します。
歯やあごの骨などに大きな負担がかかり、
長期間続けていると
歯に負担がかかります。
歯が減ったり、歯を支えている骨がすり減ったりしないためには、
早めに自覚して
改善することが大切です。
しかし、「食いしばり」は
睡眠時や集中しているときなどに起きやすく
自覚が無いまま行っている方がほとんどです。
そこでまずは、
次のセルフチェックをしてみてください!
□ むし歯もないのに歯がしみる
□ 「つめもの」や「かぶせもの」がよく取れる
□ 集中している時に歯を噛み締めている
□ ヒビが入っている歯や欠けている歯がある
□ 歯の先端がすり減って平らになっている
□ 歯の根元が削れている
□ 頬の内側や舌に圧痕(歯形など)が残っている
1つでも当てはまる方は
食いしばりをしている可能性があるので、
原因を取り除くなど、
クセを改善するようにしましょう!
■食いしばりの原因は「ストレス 」?
食いしばりをしてしまう
大きな原因のひとつ、
それがストレスです。
仕事に育児、人間関係…と、
人は生きていくうえで
さまざまなストレスを抱えているもの。
そんなストレスを
食いしばりによって解消している
ともいわれています。
また、ストレスだけではなく、
かみ合わせなどが原因となることもあります。
高い歯があったりするとそれを意識的にこすったりします。
いずれにせよ、
放置しておくのは大変キケンです。
■食いしばり による悪影響
食いしばりを続けていると、
・歯のひび割れ
・知覚過敏
・頭痛、肩こり、耳鳴り
・あごの痛み
・歯周病の悪化
など、さまざまな悪影響を及ぼします。
なかでも、
「歯のひび割れ」や「歯周病の悪化」は、
最悪の場合、
歯を失ってしまう可能性がありますので、
食いしばりを放置してしまわないよう
よくご注意ください。
食いしばりで歯を失わないためには、
意識してやめることが重要です。
また、注意していても、
「無意識なので食いしばりが治らない…」という方には
マウスピースを使って歯と歯ぐきを守る、
という治療法もあります。
「食いしばりくらい大丈夫」
と放置せず、ぜひお早めにご相談ください。
池袋同仁歯科クリニック
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