フィギュアが来た！②インディージョーンズ

一作目「レイダース　失われたアーク」から実に19年ぶりにインディが帰ってきます。
第四作目「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
（Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull）日本公開は、2008年6月21日の予定。


最新作公開に合わせ、アメリカのフィギュアメーカー「サイドショートイ」から、
発売されるインディジョーンズの１２インチドールが発売されます。
お手頃価格ながら、顔、衣装、小物などなかなかのクオリティのようです。
第一作目「レイダース失われたアーク」に登場する、黄金の偶像も付いています。
(発売は２００８年９月予定)











更に、日本のメーカー「メディコムトイ」からもインディとヘンリーの親子二体が発売されるようです。(２００８年８月予定)






ファンにとっては、どちらも欲しくなるところですね。早くも一部ショップ等でサイドショー版、メディコム版ともに予約が始まっています。

Indiana Jones - 12 Inch Action Figures: Indiana Jones (Raiders Of The Lost Ark) サイドショウ このアイテムの詳細を見る

Real Action Heroes INDIANA JONES RAH-394 メディコム・トイ このアイテムの詳細を見る

Real Action Heroes HENRY JONES RAH-395 メディコム・トイ このアイテムの詳細を見る

インディ・ジョーンズ 12インチ フィギュア トーキング インディ・ジョーンズ トミーダイレクト このアイテムの詳細を見る

フィギュアの情報 「フィギュアが来た！」ジェーム・スディーン

この「フィギュアが来た！」では、１２インチサイズのフィギュアの新製品情報の記事をＵＰしたいと思います。

ハリウッドに彗星のごとく現れ、若くしてこの世を去ったヒーロー、ジェーム・スディーン。



この彼の出演作の一つ、映画「ジャイアンツ」での姿をイメージした、カウボーイスタイルのフィギュアが発売されます。（発売は２００８年５月予定）



昨年、プリズンブレイクのマイケルとリンカーンを発売した香港のメーカー「ホットトイズ」から、新たに展開する「マイコン シリーズ」
各分野で歴史に名を刻んだ人物を立体化するという試みのようです。



このプロトタイプの出来は素晴らしい出来です。



特に最近のホットトイズは顔の塗装が、素晴らしくリアルで、まるで生きているような仕上がりです。
ベストの白い紐もしっかり再現されています。


もうすでに予約も始まり、その予約も受付を終了しているショップも出てきているようです。

マイコン ジェームズ・ディーン カウボーイ版 (1/6スケールフィギュア) ホットトイズ このアイテムの詳細を見る

フィギュア劇場 第十回 ～ほてりあ～後編（最終回）

「忘れたとは言わせないぞ！何であんな事をした？！」


「あの時は、ちょっとした出来心だったんです、あの後、
自分のした事を悔い、頭を丸めてこのサークルに入りました」


「あなたには、ひどい事をしました、この通りです、
どうかお許し下さい」


「詳しい事情はしらないが、彼女は献身的にやってくれている
どうだ、彼女も反省してる事だし、風呂にでも入って、すべて水に
流しちゃもらえないだろうか」


「彼の言う通りかもしれない、もう過ぎた事、忘れる事にしよう」





「ちょっと失礼してもよろしいでしょうか？」


「こんな事で、とうてい私の罪は消えるものではないけれど・・・
せめて、お背中でも流して差し上げようと思いまして・・・」


うう、それはマズイ・・・だからといってこのような場所で、
二人きりなんて・・・なんとかお断りしなくては・・・


「うぃ～、久しぶりに熱い風呂に入ってのぼせてしまった、
身も心も火照りあ～だ」

ほてりあ～後編　おしまい


さぁ、いかがだったでしょうか。今回で、「その時フィギュアが動いた」はおしまいです。
次回からは、新シリーズ「フィギュア迷作劇場」が始まります、お楽しみに！

フィギュア劇場 第十回 ～ほてりあ～中編

「あの一件以来、ホテル業界からも追放され、今ではこの有様だ・・・」


「おや、何やら怪しい話し声が聞こえるぞ」


「どうやら、あの倉庫のようだ、中に入ってみよう」


「何か違法な取引をしてるのかもしれない」


「誰にも、つけられてないだろうな？」
「大丈夫だ、それより例の物は用意できたのか？」


カラ～ン！
その時、僕はうかつにも物音をたててしまった！


「誰だ？！そこにいるのは！」


「今の話を聞いてたのか？」


「まっ、待ってくれ、僕は何も見てない、殺さないでくれ」


「ん？君は何か勘違いをしてるようだ」
「俺たちはサークルの仲間同志で、贈り物をしてるのさ！」


「今から、親睦会があるんだ」
「ちょうどいい、ぜひ君も参加しないか？！」


「さあ、遠慮なくやってくれ」
「君の入会歓迎パーティだ」


「え？一体何のサークルなんですか？」
「決まってるじゃないか、坊主頭サークルさ！」


「あら、新しいメンバーさんね、いらっしゃい」


「あ！！」


それは忘れもしない、あの時の女だった！


「お前はあの時の！」
「なあ兄弟、彼女もメンバーなんだが、彼女がどうかしたのか？」


「・・・・・・・・・・」


どうして、あの時の女がここに？！
次回 「ほてりあ～　後編（最終回）」 につづく

フィギュア劇場 第十回 ～ほてりあ～前編

2008年、夜の都会に1人のホームレスらしき男がいた。


「こんな生活が、もう何年になるんだろう・・・あぁ、なんで僕はこんなになってしまったんだ・・・
もう現実と仮想現実の区別もつかなくなってしまった」


「思えば、あの日が転落の始まりだった、あの日の事さえなければ！」


～8年前のある日～
当時、僕は一流ホテルのホテリアー
皆からの信頼も厚く次期、総支配人候補と噂されていた。


その日も、いつものようにお客様を部屋まで案内していた・・・


「お客様は、こちらのスィートルームでございます」


「まぁ、とても良い部屋ね、気に入ったわ」
「それでは、ごゆっくり」


「ちょっと待って、悪いけど背中のホックをはずしてくれないかしら」
「え？・・・は、はい」


「いつもは主人にやってもらってるんだけど、少し遅れて来るらしいから」


「あなた、ちょっとイイ男ね！」


「お客様、何をなさるんですか？！」


そして、その時！
「お前たち、何してるんだ！私の妻に何をする！」
それは遅れてやってきた、彼女の主人だった。


まさに、最悪のタイミング、おまけに、その女性はとんでもない事を口走った。
「あなた、助けて！いきなりこの男が私に襲い掛かって来たのよ！」


「一流ホテルの人間が、なんて事だ！お前には法的措置を取らしてもらう、覚悟しておけ！」


ガ～～ン!!
「どうしてなんだ！何でこうなるんだ～！」


なんと、彼には悪夢のような出来事が・・・。

次回 「ほてりあ～　中編」 につづく。