雨の朝です

けさは、気温が12度と暖かな朝で昨日からの雨が
降り続いています。おかげで今朝は読みかけの
本を読み終わることが出来ました。
最近一寸気になるニュースから・・自動車関連
で菅総理大臣は来週召集される臨時国会で行う
所信表明演説で、2050年 までに温室効果ガスの
排出を実質ゼロにすることを目指すとのこと。
米電気自動車（ＥＶ）メーカー、テスラ<TSLA>
は19日、中国で生産したセダン「モデル３」を
今月からドイツ、フランス、イタリア、スイス
など１０カ国以上の欧州諸国に輸出すると発表
した。テスラの上海工場で今年の生産台数目標
は１５万台。上海工場は米国外の初の生産拠点
で、今後も中国での生産や充電ステーション、
販売網の拡大を図る見込み。上海ではスポーツ
用多目的車（ＳＵＶ）「モデルＹ」の製造ライ
ン新設も進んでいる中国における先月のモデル
３販売台数は１万１０００台以上だった。・と
ロイターが10月19日に報じている。
日本では小さなニュースですが本来は画期的な
ビッグニュースです。
米国企業が、中国で現地生産した電気自動車を
欧州で販売するわけです。米中貿易戦争のさな
かですから、こんなことがありえるのかと思わ
れますが現実のようです、中国から米国への輸
出には障害ありですが、中国から欧州に対して
は問題ありません。欧州は電気自動車の早期普
及がコンセンサスですから、安価なモデル３は
大歓迎です。いずれテスラは欧州工場を稼働さ
せますが、それまでの繋ぎとして中国が使われ
ます。中国政府は、中国から退出する工場が多
く、輸出を伸ばすのに苦労しています。こうし
た中で、付加価値の高い電気自動車の製造輸出
は、中国も歓迎しています。
電気自動車、即ち大型バッテリーを大量生産で
きるのは世界でテスラだけになってしまってい
るので、自動車業界ではテスラのリードははっ
きりしています。加えて、欧州輸出を合せた中
国工場での大量生産も加わって、差は開きます。
日本車では、日産ＬＥＡＦが最大生産車ですが
テスラとの製造数差は比較にもなりません。
このままですと、10年後に日本で走っている車
は中国で生産されたEV車に相当部分を占拠され
てしまうかもしれません。





















今の日本のような、写真です　(≧ω≦)