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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

お米が、ちっとも安くならないとの事

2025年04月25日 07時26分33秒 | Weblog
今朝の信州塩尻は、気温が12度、朝の内空は曇り空
でしたが、今の時間は薄日がさしています。
なんか政府の備蓄米が市場に出たはずなのに、日本の
米価は変わらないようですね~我が家は親戚や友人か
ら頂くお米で、年間の需要に余り時折、愛知の娘に分
けて差し上げていますので、米の小売価格についての
詳しいことは解りませんが、今朝の報道で井出留美博士
のご意見をお借りして・・考えてみた。
2025年の民間コメ輸入量は2024年の20倍になりその
過半が米国産と、24日付の日本経済新聞が報じている。
この頃、日本がアメリカから輸入する米に米トランプ
大統領が「日本はアメリカ産のコメに700%の関税を
かけている」などと発言しましたが、それは誤りで
日本政府は2000年代の世界貿易機関(WTO)の交渉で、
700%台を示したことがありますが、現在の関税は200~
400%前後ということですがそれでもそのお米も輸入
が大きく増加しているようです。 
そこで井出留美博士によれば、残念なことに、日本フー
ドエコロジーセンターには1日8トン、年間2920トンの
米飯が食べられずに運び込まれてくる。一社だけで年間
1,946万杯分のご飯を処理している計算になる。この量
は氷山の一角で、日本では米飯を含めた食品ロスの大半
は焼却処分されているとの事です。
日本フードエコロジーセンターは、使われない米飯の
再利用(家畜の餌などに再利用)する会社です
一方ココがポイントと井出留美博士は言ってます。
農家の反発は「減反したのになぜ」???
アメリカ産コメ輸入拡大案、他の関税問題の交渉カード
に利用するとの事。日本フードエコロジーセンターに
運び込まれる食品ロスの2割にあたる約8tが米飯との事
毎日捨てられている8tの米飯というのは5万3333杯分
が廃棄させられているのも大変気になる問題ですが
農家の平均年齢は69.2歳。農林水産省は、全国の農地
のうち32.8%で後継者がいないことを先日発表している
国内でコメが作れなくなるかもしれない危機的状況て
すよネ。今すべきは輸入拡大ではなく、国内のコメの
生産基盤を固めるために政府が支援策を講じる必要が
急務だと言ってました。農水省は農家に「減反を推奨
しておいて輸入拡大というのは納得できない」更にな
んでこんなに農業が苦しいのにアメリカの農家さんの
ために日本がわざわざ税金を出してお米を買わなけれ
ばいけないのか、非常に不満」と答えているようです。
金が足りないのに浪費している人がいたら「浪費する
のをやめて節約したら」と助言するだろう。
コメが足りないのに食品業界では、毎日米飯を炊いて
大量に廃棄している。欠品すると売り上げを失うから。
ロスを減らさず多めに製造し、販売機会損失しない
ことを重視している。
コメが不足し、備蓄米を放出しても焼け石に水程度なら
毎日の膨大な量の米飯の廃棄をやめるべきだろう。
政府と農水省、国会議員たちは、今こそ日本の食料
問題について真剣に検討してほしい、夏の参議院選挙
で票集めの消費税削減問題も大事なことですが、今の
米問題、これで相当、国民与野党と共に農水省に対応
にガッカリして・・いると思われます。

我が町の桜も終りました。二週間ほど前の写真です















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