ゆっくり走っています

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走ることや日常のことなど書いていきます。

西山荘へ

2015-06-23 12:50:02 | 日記

「水戸黄門」で知られている徳川光圀公は、藩主を退き、1691年から1700年までの
10年間を過ごされた隠居所・西山荘へ行って来ました。
茨城県常陸太田市新宿町590番地



櫟の丸太を柱として、自然美を取り入れた簡素なつくりですが、西山荘の正門です。
入口には、光圀公が紀州から取り寄せ、移植した熊野杉が天を覆っています。



平成23年3月11日の東日本大震災で建物は傾き、土壁もひびが入り、礎石のずれなどが生じました。
2年の調査と準備を経て、平成25年7月から1年9か月にかけて災害普及工事が行われました。



建物は茅葺き平屋建て、内部は粗壁のそのままで、どの部分も装飾はなく、
書斎も丸窓だけの三畳間と質素なたたずまいです。

光圀公はこの部屋に住まわれました。領民たちと自ら親しく交流しながら、修史編纂事業
(その書名は、光圀公の没後、綱篠公により「大日本史」と命名されました)に情熱を注ぎました。

丸窓から光を採った3畳の小部屋で、窓ぎわに梅を植えて勉学のいましめとされました。



心字池、 別名白蓮の池。「人の心は裏から見よ」との戒めから「心」という字を
裏から見た形に池を掘りました。光圀公はこの池に白蓮をうえ、
泥の中の君子として、この花を愛しました。



西山荘には、開門と同時に入りました。敷地には、大きな杉の木、梅の木、竹、
もみじなどの木が多くあり、静かで別世界に来たように感じました。
多くの木々に覆われた西山荘は、新緑がとてもきれいでした。
紅葉の時期にも訪問できたらと思いながら、ウォーキングとお花を見に向かいました。

続きます
                                             


今日もありがとうございます。


コメント (6)
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