女神になりたい主婦のブログ

リコーダーを教えるという学び

息子が夏休みの宿題で、リコーダーの練習をしています。

吹いている動画を撮って、先生の指定したフォルダに提出することになっています。

初見の楽譜を読んで、リコーダーを吹くというのは
息子にとっては結構難しいことです。

音楽の授業で、楽譜の読み方、記号の意味などを習っているので
なんとなくは理解できるけど、もともとのメロディーも知らないのに演奏するのは、ハードルが高い。

その曲がね、学園天国なんですよ。

私の世代や、もっと上の人なら、みんな知ってるというくらいに有名な人気曲。

でも子供は知らないんですよね。

馴染みのある曲だと、なんとなくでもメロディーを想像できるから
習得しやすいかなと思うんですけど、知らないと、吹いてても何これ?あってる?となってしまう。


私は幼稚園の時にオルガンを習っていて、楽譜の読み方も書き方も
ひらがなを覚えるのと同時くらいに教えてもらったので
当たり前に分かることとして、生きてきました。

だから、子供にも教えて、お手本として演奏したり
リズムが間違っているところを、指摘したりと教えているんですけどね。

教えるのが難しいの。

ひらがなと同じくらいに、幼い時に教わったことって
どうやって人に教えたらいいか、わからないんですね。

自分がどんな風に教わったのか、記憶がないので。

なんでわからないの?ってなっちゃう。

わからない人の気持ちがわからないと、何をどう教えていいのやら、わからないのですね。

音楽に限らず、勉強もそうです。

自分が躓いたところなら、「ここがわかりにくいよね」ってわかって
説明もしやすいけれど。


だからね、私は運動が苦手なんだけど、先生に言われた動きができないと
「なんで真面目にやらないの?」って思われちゃうことがありました。

真面目なのよ、至って大真面目。やりたくてもできないだけ。

でも運動ができる人にとっては、難しいことじゃないから
「できないわけがない」と思うんでしょうね。

いやいや、できない人が存在するのですよ。

どの分野にも、それが言えますね。

だから、我が子が自分と違って、リコーダーがうまくできなくても
それはそれでいいんですけど。

教えようとすると不穏な空気になるので、黙っていることにしました。
(聞かれたときだけ答える)

夏休みはあと一週間です。

なるべく練習してから、ギリギリに提出するそうです。


自分と違う人、例えそれが我が子であっても
相手に想像力を持って、接しようと思いました。

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