女神になりたい主婦のブログ

イランの人たちの生活を垣間見る

先日、図書館で借りてきた本

『イランの家めし、いただきます! 』

常見藤代著

産業編集センター出版部 - SHCブックス

産業編集センター出版部 - SHCブックス

SHCブックス-産業編集センターの本


を読み終えました。

たまたま目について、気になって借りてきました。

私は一度、イランに旅行したことがあり、大好きな国です。

何が好きって、イスラム教のモスクや霊廟などの
宗教的な場所の美しさ。

イスラム教の世界の、あの雰囲気が好きです。

多分、私は過去生でそちらに生きていたのだと思っています。


この著者は、現地の人の生活を知りたいという思いから
行き当たりばったりで、出会った人の家にお邪魔して
ご飯を食べさせてもらったり、泊まったりします。

日本では、まるで考えにくいシチュエーションですが
イランでは見知らぬ人に親切にし、泊まらせてあげるのも
ごく当たり前のことのようです。

お昼ご飯の後に昼寝をして、夜遅くまで起きてるのが一般的な過ごし方みたいだし、
親戚がとても親密で、一緒に食事したりお茶を飲んだり

日本とはかなり違いますね。

結婚についても、女性の生き方や立場も、イランならではだなあという
お話がたくさんありました。

とても面白く、美味しそうな料理の紹介もあって
興味深く読みました。


私が旅行をした時には、イラン人のツアーガイドさんが最初から最後まで
一週間ついてくれたので、たくさんお話しました。

二十数年前のことなので、その時に教えてもらったこととは、だいぶ変わったのだなあと思います。

都会と田舎でも、かなり違うようです。

ただ、家族の結びつきが強い、というのは変わらずみたいです。

ガイドさんは、久しぶりに故郷に帰る時には
山ほどおみやげを買って帰るそうです。

まあ、これはアジア圏だとあるあるでしょうか。

特にガイドさんは外国に行く機会があるので、外国のおみやげは貴重なんでしょうね。

親戚一同が集まって、おみやげお披露目会のようになり
一晩中、みんなで過ごすとのことでした。

寝ないんだ〜と思ったよ。
親戚付き合い、きついなあと。

もう一つ、覚えているのが
イラン人のガイドさんは、奥さんが韓国人だそうで
最初は、私達に結婚していないと嘘をついていました。

なんで嘘つくの?って聞いたらね、日本人は韓国人ときくと
嫌な顔をするからだと言っていました。

私達は「そんなことないよ!」って怒ってしまいましたが
実際に嫌な思いをされたから、そうなったのだろうなと思います。

なんか日本人として申し訳ない気持ちになりました。

ガイドさん、とても良い人でしたから。


イランで食べた食事は美味しかったし、出会った人たちは皆親切でした。

みんな、日本人とはわからずマレーシア人?って聞いてきましたよ。

英語はわからない人が多かったです。

また行きたいと思っているけど、今はなかなか難しいのかなあ。

しかも、2016年からですが
イランに渡航歴がある人は、アメリカに行くにはビザを取得しなくてはいけないそうです。

うーん、国際情勢がねえ。


本を読んで旅行気分を味わい、懐かしい思い出にも浸れて良かったです。

他の本も読んでみようと思いました。

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