アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

サーカスバンド2

2007-05-11 10:42:12 | 音楽
サーカスバンドは、それぞれのサーカスが妙技を競うように、バンド自体も競い合っていました。

それぞれのサーカスバンドは、指揮者や楽団員が作曲した自分達のテーマ曲を持つていました。その曲はサーカスを盛り上げるため、自分達の持てる力いっぱいいっぱいの、演奏能力を発揮しないと演奏できないように曲が作られています。

私は、サーカスの蜂、雷鳴と稲妻(剣闘士の入場)、ブラヴーラを演奏したことがありますが、どの曲もむっかしいです。特に雷鳴と稲妻(剣闘士の入場)、ブラヴーラはパレードで歩きながら演奏したのです。(無謀だ!)

また、サーカスのテントの中でサーカスの前座で数回バンド演奏したことがあります。
この時は、真夏でテントの中は35度以上だと思います。テントに入った途端、汗が吹き出しマウスピースは唇からすべり、演奏が始まると円形のビニール製テントなので、音が不快に反射し演奏場所としては最低最悪でした。

実際サーカスバンドで演奏していた人達もサーカステントの中での演奏は不快だったことだと思います。(音響学的には、円形や球形の建物の中での演奏は音がレンズの様に焦点を作るので、最悪なのです。)
コメント
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