悪い顔

「コラー、チョッちゃんいい加減にしなさい、あーあ、もう
グチャグチャだ」と、昨夜、勉強人生の娘はチビ太と電気カミソリを
取り上げた後、次の戦いをしていた、
「お母さん、わしが台所の仕切りのカギをかけ忘れていたら、
チビ太が素早く侵入して、私が昨年お母さんの誕生日にプレゼントした
ストールをパックリくわえて階段の踊り場で関所をした・・
すごい悪い顔でさー、わしはムカついたからチビ太の悪い顔の
写真を撮ってやった、見る？」と勉強人生の娘
「うん、見る、見せて」と私、
「ほら、この顔、ストールをぱっくりくわえてメッチャ悪い顔して
るでしょ」と娘、
「アハハハ、すごい悪い顔だね、チョっちゃんのこんな悪顔初めて
見た・・明日、拡散してお仕置きしょうよ」と私、
「うん、そうしよう」と娘、
「この悪顔を見たら、クリスマスのお兄さんはチビ太に興ざめして
二度とプレゼントはくれないかもね」と思った私、
「ウーーーーーー、ガオ、ガオ、ガオ、このストールを
返してほしいのなら、今日クリスマスのお兄さんがぼくにくれた
ビスケットをいっぱいちょうだい」とチビ太はうなっていた・・
さて、今日温かい午後、台風で散らかってしまっていたものを
片づける前にチビ太の散歩に行った私、
「チョっちゃん、少しだけ散歩に行こう」と私、
「うん、行く、ぼくがお母さんをエスコートしてあげる」とチビ太、
「今日はチョっちゃんが行くところに着いて行くね」と私は、チビ太が
どのコースへ案内してくれるのか楽しみながらウキウキと歩いた、
「お母さん、こっちだよ」と時々私の目をみながらエスコート
してくれたチビ太、「アッ分かった、チョっちゃん、これは墓のコース
だね、ベルが一番好きだったコースだね、と私、
「うん、そうだよ、このコースはもうすぐ６０歳になるお母さん
にも無理なく歩けるコースだよ」とチビ太、
私のためにチビ太が考えてるれたコースは３０分で歩ける楽ちんな
墓のコースだった、
「チョっちゃんはコースを全部わかっていて、オレと行くときは
できるだけ長くて、水路があるコースを選ぶんだよ、
こいつ頭いいんだよ」と息子が言っていたことを思い出した・・
ところで、今日は田舎牧師の母の定期受診日、田舎牧師が連れて行っ
てくれた、「先生がリウマチと心臓の値、さらによくなっています、
長生きできますよ、だって、よかったよと田舎牧師、
母は上機嫌で「ただいま」と帰ってきた、
「もう、生きていたくないなんて、泣きごとを言っている場合じゃない
ね、ボケないで、楽しく生きてもらわなくっちゃ」と私、

それではまた明日、イエス様の祝福があなたの上にありますように。

 

 

 

いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、すべてのことについて

感謝しなさい、聖書。

 

 

 

　　　　　　　　　２０１７，１０，２４．　　　　　　　　　トマトでした。