５歩

チビ太はベルが戦いごっこをできなくなった事を、まだ受け入れられないよう、

なので、ベルのそばに行って「ワン、ワン、ワンベルーバかかってこい」と

絶えずほえたり、ベルの鼻に自分の鼻をくっつけたり、タン、タタタの

リズムで何とかベルをアタックモードに乗らせようと頑張っている、

家の中でも庭でも「ワン、ワン、ワン」と吠えてくるチビ太にベルは

うんざりしており今日は「うるさい、チビ太黙れ」と叱り飛ばしていた、

ベルは日に日に元気になっている、食欲もあるし、今日は右足を少しだけ

支えてあげると、けっこう歩いた、支えないで５歩けた・・よかった、

息子はこまめに、ベルとチビ太の世話をやってくれる、仕事の後チビ太の

散歩に行ってお風呂に入れていた、先日の日曜日と月曜日はベルがトイレ

がうまくできないので汚れた、すると「オレがベルをお風呂にいれるよ」と

きれいにベルを洗ってくれた、「ベルが汚れたら、オレがお風呂に入れるから

心配ないよ」と息子は私たちを安心させてくれた、

さて、「オレが仕事から帰ると、ベルはちゃんと顔を上げてオレの顔を

見てくれたよ、だけど、チビ太はオレだとわかると失望した後ろ姿で

階段の踊り場に上って行くんだよ、オレの目も見ないで無表情なんだよ、

オレはチビ太のことが大好きなのに、なんでオレは嫌われているんだろうね、

トマトさん、どうしてかわかる？」と田舎牧師、

「自分の胸に手を当ててようく考えてみたら」と私、

ところで、今日は久しぶりにボケ防止の散歩に行った田舎牧師とチビ太と私、

カエルたちがケロケロと鳴く合唱を聞きながら、爽やかな５月の風に癒され

歩いた、

それではまた明日。イエス様の祝福があなたの上にありますように。




福音は・・信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です、聖書。





　　　　　　　２，０１７，５，１９　　　　　　　　トマトでした。