1月20日(水)は、1年中を通して一番寒い日である「大寒」でありましたが、今年は非常に温かく、このまま春を迎えるのかなという陽気でした。今年の冬の長期予報では、当初は暖冬と思われていましたが、雪のちらつく日が多く、どうも例年並みといったところに、この暖かさ、、なんとなく、貴重な暖かさでありますが、やはり冬は寒いほうが良いと思います。
さて、近頃の野鳥園は、日中の池には、カモ類は飛来しておらず、その代わりといっては何ですが、ノスリ、チュウヒ、オオタカ、ミサゴといった猛禽類がそれぞれ数羽、野鳥園の上空や樹林地の枝に止まっている姿を観察することができます。先日もノスリが4羽程、事務所前草原地に交互に降り立っている姿を見かけたところ、どうやらカワウを捕まえた瞬間で、自然の中の食物連鎖を垣間見ることができました。
ところで、1月10日開催の第8回ミニ探鳥会は参加者が29名、本日、第8回探鳥会は、冷え込んだ朝でありましたが参加いただいた方だ50名ほどあり、今期最高人数の探鳥会でありました。開始時間は9時30分からの開始時間で、この時間を知らない方が数組おり、7~8月以外は毎月2回探鳥会を開催しておりますので、次回の探鳥会を案内しました。本日の探鳥会では野鳥を26種観察でき、特にカワウが繁殖時期を迎えたものが多く、婚姻色が出ている俗にいう白髪鵜状態になっているものが観察できました。
平成22年1月24日に観察できた野鳥
カワウ、アオサギ、コガモ、ミサゴ、ノスリ、チュウヒ、キジ、クサシギ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト以上28種