弥富野鳥園情報

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カワウ! カワウ!! カワウ!!!

2012-11-21 16:19:26 | イベント情報

 みなさんこんにちは!  秋も深まり、すぐそこまで冬が来ていますね。今年の冬はどうなんでしょうか。寒いのか暖かいのかまだよくわからないですが、みなさんはどっちの冬がお好きですか?

 さてレポートが少し遅れましたが、先日18日、第6回探鳥会が開催されました。

 今回は野鳥園で暮らす約7,000~8,000羽のカワウの帰巣する姿をみなさんに見てもらうために、開始時間は14時30分からでした。開始間もない頃はまだカワウが帰って来る時間には早いので、まず他の野鳥の探鳥からスタートです。

 まずは本館前の湿地にある樹木でジョウビタキのオスがお出迎えです。長い時間止まってくれていましたので、オレンジと黒のきれいなコントラストをじっくり観察することができました。

 みなさんにとっても人気が高い猛禽類は、いつものようにこの時期によく見られるミサゴ、ノスリ、チュウヒのほか、なんと今回は、普段なかなか野鳥園では見られないハヤブサ、チョウゲンボウも見ることができました。よく探鳥会に来てくださる常連さんたちもなかなか見ることができないので、すごくラッキーな日となりました。

 その他では、カモ類も種類、数ともに増え、冬鳥のツグミ、シロハラやヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラといったカラ類も多く観察できました。

 そしていよいよカワウの登場です!15時45分ごろから深池の前でみんなでスタンバイし、カワウを待つことにしました。探鳥会も佳境に入った16時前ごろからちらほらと東や西の空から野鳥園めがけて飛んでくるようになり、時間が経つにつれてその数は次第に膨れ上がってきました。日によって違いますがこの日は東から飛んでくるカワウの数の方が西から飛んでくるカワウの数より多かったように思います。そして16時15分ごろになると東の空は無数のカワウが編隊を組み、さらにその数は増えていき、さあこれから!!  というところで残念ながらTIME UP!時間切れとなりました。

 最後の鳥合わせは本館2階のパブリックスペースで行いましたが、その間もカワウは次々とやってきて、カモが占拠していた池の中もカワウだらけになり、ねぐらとしている樹木に止まるカワウはまるで“カワウの実の成る木”のようになっていました。

 探鳥会終了時刻間際は日も陰りかなり寒かったですが、日常ではなかなか見られない空一面に広がるカワウの大群は、参加していただいたみなさんにはどう映ったでしょうか?

 非日常空間に誘ってくれたカワウたちに感謝!!! ですね。

Img_6278 <深池前 カワウ待ちの様子>

平成24年11月18日に観察できた野鳥

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ミサゴ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、イソシギ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト以上43種


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