11月も当初は暖かい日が続いており、今年は暖冬かなと思っていたところ、ここ2~3日は、前日よりも気温差が激しく、非常に寒さを感じてしまいます。ところで、園内の紅葉情報としては保護地内にあるナンキンハゼが赤く紅葉している姿が特に目を引きます。
さて本日、第6回ミニ探鳥会を開催しましたところ13名の参加者がありました。このミニ探鳥会は、日本野鳥の会愛知県支部の観察指導員の方と野鳥園保護地内を約1時間かけて歩くバードウォチングですが、参加者の方の中には、都会のこんな近くで、こんなにたくさんの自然が残っているのには感動されている方もおりました。
この時期の見どころとしては、冬鳥として飛来してきたカモ類(マガモ、コガモ、ハシビロガモ等)たちが園内にある2つの池(深池、浅池)に羽を休め、エサをとる優雅な姿を池面で見ることができますが、時より飛来する猛禽類(オオタカ、チュウヒ、ノスリ等)に捕食される場面に出くわすこともあります。
保護地内探鳥会コースには、猛禽類たちが捕食した跡である羽が散乱している場所が食痕として見られる場合もあり、自然保護地内探鳥会の醍醐味となっております。
また、本日11月9日よりミニ門松づくり教室(12月14日の日曜日開催)の募集を開始しました。なお、11月30日(日)のデジスコ教室②もまだ余裕がありますので、ぜひ野鳥の写真についてわからないことがある方はぜひご参加ください。
平成20年11月9日に観察できた野鳥
ハシビロガモ、マガモ、キンクロハジロ、コガモ、アオサギ、カワウ、カルガモ、ダイサギ、ホシハジロ、クサシギ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、キジバト、シロハラ、メジロ、モズ、ウグイス、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ノスリ、ハイタカ、チュウヒ、シジュウカラ、タヒバリ、ジョウビタキ、シメ、アオジ、オオジュリン、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス以上33種