アラサーと言われる20代後半になったとき、今後の資産について不安を感じました。当時(今も)私は独身で、正社員として仕事をもっていましたが、到底自宅を購入したり老後を楽しんだりすることが考えられないほど貯金が絶望的だったのです。
その時代はスマホでいう4Gがメジャーとなってきたときで、ネット環境がかなり改善された時期でもありました。ヒマな時間に度々視聴するYouTubeでNISAやiDeCoの説明が増えてきたのもその時代でした。そのため、半ば時代に押されるような形で資産運用を知ったのがこの時期だったのです。
しかし、実際に証券口座を開いて動き出したのは30歳を過ぎてからでした。友人の1人が始めたことがきっかけでした。周囲に資産運用を始めた人がいる、というのは分からない時にすぐに頼れる人がいる、ということだと思い、3年越しで本格的な資産運用の開始に至ったのです。
20代の時から視聴して身に付けた知識と資産運用ブログの活用、友人からのアドバイスを参考に、現在はローリスクローリターンのものをベースに、欲を出して個別株投資なども始めています。このように始めるのにまごまごしてしまいましたが、そんなスローペースの性格のおかげか、長期的な見通しでの運用が自分に向いていると分かり、今後も10年、20年スパンでの投資を続けていこうと思います。