真心から日本人になりたい方へ

日本以外の国で生まれても、色々な理由で日本人として生きていきたい方がいらっしゃると思います。日本が好きで、その文化の一部として住み続けたい。日本で働いて、家族に仕送りがしたい。世界でも最高レベルの、安全な国で暮らしたい･･････。

その願いをかなえるために、帰化申請という手続きが用意されています。帰化とは、日本という国の一人の人間として生きてゆくことを約束することであり、つまりは「日本人になる」ということです。帰化申請の手続きはなかなか難しく時間もかかるので行政書士さんなど専門家に依頼する方が良いでしょう。（参考：横浜市で帰化申請代行ならアドバンスコンサル行政書士事務所）

日本に帰化するということは、元の国籍を捨てなければなりません。それによって、外国籍の家族と縁を切らなければならないなどということはありませんが、生まれた国の一員から外されてしまうことにはためらいがあるでしょうし、大きな覚悟も必要でしょう。

それでも日本人になりたい。そう決心しても、帰化申請にはいくつかのハードルがあります。日本に５年以上住んでいること、成人していること、反社会的、反日本的な活動をしていないこと、安定した収入が手に入ること･･････絶対に必要というわけではありませんが、日本語の読み書きができることも、重要な条件になります。

多くの条件を満たし、めでたく帰化できたとしても、すぐに新しい日本国民として周囲から認められるとは限りません。残念なことですが、島国であり、長らく単一民族であった日本人は、人種や言葉が違うことによって仲間意識を抱きにくい人がまだまだ多いのです。
しかし、恐れる必要はありません。心の底から日本人として生きていきたいと思うのならば、それを止めることなど誰にもできません。そして、そういった「真心からの日本人」を、日本という国は受け入れる寛容さを持っています。