ドラマ後妻業を見た感想

後妻業は映画にされているほどある意味社会問題に取り組んだ作品とも言える。

夫婦でいると同時にいつかはどちらが先に亡くなる時がくる残されたもの寂しさ

、孤独をうまく描写されている。後妻業は命が短い男性と結婚し、契約を交わし

遺産を頂く仕事。
木村佳乃が後妻業を勤め、関わった男性の苦しみ、寂しさを知る上で、関わった

男性が悩みを打ち明けることで、少し心が軽くなったとも見える。
後妻業は一般的にはお金をむしとるような仕事で避難される事が多い。
木村佳乃の演じる後妻業は一人でいることがつらい、心のよりどころが欲しい中

高年の男性にとっては、必要とされる仕事かもしれない。
木村佳乃は主人公の役をみごとにあばずれに演じきり、男性の心をがしっとつか

む女性像を演じきっている。
結婚すれば、いつかは終わりがきて、一人なる。しかし、一人になった時、話を

聞いてくれる相手、場所は今の現代には用意されていない。
耐えきれない人もいる。そんなに複雑な気持ちがうまく表現しており、さらには

40代の女性の立場もよく書かれている作品。仕事うまくいってるけど、私生活で

は満たされない。好きな人に愛されない寂しさも描写されている。
これから結婚する人、独身を貫く人生き方はそれぞれだが、将来を考えていく上

で参考になる作品と思う。

ちなみにドラマでよく取り上げられていた木村多江と木村佳乃のW木村の漫才的な掛け合いはなかなか面白かった。

残念なのはやはり木村佳乃と高橋克典の関西弁だ。

二人とも出身が関西でないのでやはり微妙にイントネーションが変だ。関西人からすればかなりの違和感。

まあ仕方ないんだけどね。

ところで１０連休のゴールデンウィークは動画配信サービスをあちこち契約して、ドラマや映画漬けの体たらくな連休を過ごそうと思っている。