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A&Pの☆お宿千夜一夜

美味と心地よい宿を求め、各地をむしゃむしゃ修行中!

1 スパリゾートハワイアンズ モノリスタワー 到着編

2012-03-26 15:00:00 | 東北・宿
茨城空港の利用は5ヵ月ぶり。

レンタカーは今回も・・・というか、茨城空港にはトヨタレンタカーしかない

ので、今後の事も考えて今回からネット会員になって予約しました。

車は新しく運転もしやすかったようですが、ナビは古く、開港3年目に入った

ばかりの空港も高速のインターも入っていません。

しょうがなく道路標識に従い高速道路へ。

水戸インターの出口が渋滞していたので、少し先まで進み、結局終点まで。

でも震災から1年経っても、まだ道路は完全復旧しておらず遠回り。

 まさかいきなりこんな景色を見るとは思っていませんでした。

一般道から常磐道に戻り、飛行機が遅れたのもあって当初の予定より遅れて

1時15分すぎにホテル到着。

 初日の宿は、きずなリゾート「スパ・リゾート・ハワイアン」

の平成24年2月にオープンした新館「モノリス・タワー」。

  いわき湯本インターを下り、数分で到着。

 整理の人に聞き、宿泊客はそのまま玄関まで車で進みます。

  ホテルハワイアンズは一部閉鎖中。

もともと昨年11月にオープン予定でしたが、震災の影響もあり2月になりました。

「モノリス」とは一枚岩

映画「2010年 宇宙の旅」に出てくるあのモノリスです。

きずなリゾートを象徴する「進化の塔」だそうです。

モノリスタワーの外観はモノトーンの10階建て。

各種設備機器がある屋上が、目隠しされているのがいいですね。



     

 屋根のある玄関、普通乗用車なら横3列は並んで停車可能。
 ここで荷物と私は降り、パブロフは宿泊客専用駐車場へ。

宿泊客専用駐車場はほぼ満車だったそうです。

私はチェックインの手続きへ。

エントランスを進むと正面には「きづなツリー」



周囲にはゆったりしたソファーが置かれ、待ち人がたくさんいます。
  全面の鏡効果で奥行きを感じ、

  基調が白なので、広く見えます。

  白だとカラフルな色使いも映えます。

 ソファーの柄は茶系のおだやかな雰囲気。

ロビーは2階。左手は1階へと続くエスカレーター。

 売店・ウォーターパークへの近道です。



とても広い荷物の預かり所。
   その先にフロントが。



  一直線でないカウンター。足元の荷物置も便利。

チェックインは1時からですが、既に多くの人が到着しています。

宿泊客は、ハワイアンズの宿泊日の朝~翌日のチェックアウト後も利用できるので、

人も多いのでしょう。

翌朝見ていると、開園前の朝8時頃からゾクゾクと人が来られていました。

宿泊前後も荷物は預かってもらえ、チェックアウト後も申請すれば館内着の

アロハやムームー、サンダル、タオル、バッグが無料でそのまま使えます。



手続き中にパフロフも到着。

フロントで館内の説明を一通り聞きます。

夕食時間が午後5時~と午後7時~の2部制と聞き、午後6時~のみと思って

いたので予想外でしたが、最初から午後7時と指定されていました。

どうやら本日は満室のようです。

「夜のショーが見られない」と伝えると午後5時からに変更してもらえました。

この変更、5時の部では3組だけが変更してもらえたようで、ラッキーでした。

早すぎるかもと思いましたが、結果的にこの選択に救われました。

この時点で1日2回あるうちの、午後1時半からのショーはあきらめていた

ので、夜のショーにかけることにしました。


と言いながら、部屋に入ると確認もそこそこに、上演中のショーへ急ぐ。

ウォーターパークは蒸し暑く、毎回入場券を見せなくても、モノリスタワー

宿泊客専用の服(アロハ・ムームー)を着ていればフリーバスなので、着替

えて出発。



   フリーサイズ、上着。

一応、センター内は部屋番号で精算可能らしいですが、現金も持ちました。

ですから部屋のご紹介は次回に。


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時の宿 すみれ7 出発編 滞在時のヒント

2012-02-13 15:00:00 | 東北・宿
チェックアウトは午後11時。

だから食後もお風呂に入る余裕があります。

朝の霧も晴れ、いいお天気になりました。青空に紅葉が映えます


今回も楽しい滞在となりました。

他の多くの人と同じように、次回の予約をして出発です。

旅先で自分達の写真をほとんど撮らない私達(お互いの油断した姿は撮影)。

珍しく玄関前で女将と3人で記念撮影

今回もたくさんの思い出をありがとう。

   


すみれの女将はハンサムだと思う。

背が高くてスタイル抜群、黒いパンツスーツの似合う美人女将。

とよく紹介されている。

でも彼女の美しさは見かけだけじゃありません。

1人の女性として、いいお母さんとして、人間として素敵な人です。

宿がリニューアルする前に、こんな宿にしたいと夢を語っていましたね。

そしてあっという間に客室稼働率90%の人気宿に。

二人宿、米沢牛メイン。 

それまで誰もトライしなかった限定のコンセプトが成功したのは決して

偶然ではなく、女将はじめ、多くの人の努力の賜物。

接客はフレンドリーで、つかず離れず。

でも必要な時はすぐ対応してくれる。

その心配り・目配りにはいつも感心しています。

リピーターともなるとお客様以上、親戚未満みたいなスタンスでしょうか。

老齢のお客様の体調を心配し、会えてうれしいと話す女将。

すみれの庭を見て、心癒されていると微笑む女将。

そんな女将に会ったら、ぜひ呼びかけてあげて下さい。

美人若女将と♪



時の宿 すみれ 滞在のヒント

宿泊はお2人様専用。
 
子供不可。

部屋・パブリックスペースにテレビや時計はありません。

全室トイレ付、風呂なしです。

2階建てですが、エレベーターはありません。

1階の「みすず」は、部屋もトイレも広くてバリアフリーに近い構造。

庭側の部屋からは山形新幹線が見えます。大浴場からも一部見えます。

週末・休前日の夜はピアノ演奏が入ることが多いです。
 事前にリクエストで希望曲を演奏してもらう事も可能。
 私は記念日の知人へのサプライズプレゼントでお願いした事があります。

食事どころのリクエスト。
 人気のステーキカウンターは早めに。
 写真を撮るから、おしのび?だから 半個室で。
 足が悪いからテーブル席に。
 部屋が洋室だから、食事は畳の部屋で。等

米沢牛は冬の間に脂肪をたくわえるので春のお肉は一段と美味しいそうです。
桜はGW前後

その時期には「米沢上杉祭」が行われます。
 1度、有料観覧席で見ましたが、配役も豪華ですし、お笑いシーンも。
 毎年米沢市役所の新人が参加するそうです。 
   
米沢市など置賜地域は、9代藩主 上杉鷹山公がうこぎ栽培を奨励したので、
 総延長20キロメートル近くのうこぎの垣根が残っています。
 4月~6月頃に、ほろ苦く香り高い若葉や芽を摘んで食べます。
 すみれの献立にも登場するし、料理には使われていませんが生垣もあります。
 
紅葉の時期は例年だと11月3日頃。

冬は2月に雪灯篭祭があります。
 夜の灯篭がメインのお祭り。
 数組が希望したので、宿の車で送迎してもらえました。 

女将から庭の桜の木になるさくらんぼを、猿が食べちゃうと聞きました。
 知人は貸切露天風呂から、川越しに見た事があるそうです。
 もともと源義経の家来が猿が入ってるのを見つけたのが由来ですしね。

川沿いに、数回前の滞在時に見つけた秘密の花園


勝手に「キッチンガーデン」と呼んでいます。



アンケートを書くといいことが。

(2011年11月上旬 紅葉の頃に宿泊)

次回は山越えで磐梯山の別荘地にあるパン屋さんへ。
お昼には売切れてしまう人気店。
2度目のトライです。

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時の宿 すみれ7 朝食編

2012-02-12 15:00:00 | 東北・宿
前夜、食べすぎなので、朝から散歩。

霧が出ています。



   

朝食は8時半~、昨日と違う半個室です。

 窓からの眺め。


四角いお皿の中央には、土産物コーナーでも販売している牛肉のソーセージ。

その後ろには牛肉のにこごりが。

あいかわらず、ご飯が進むおかずばかり。

お米は一昨年は「つや姫」と聞きましたが・・・



   



いつもは牛汁ですが、秋は「芋煮」♪ 私は後半、温泉卵を入れて食べてます。


フルーツヨーグルト

  

食後のコーヒーはロビーで庭を眺めながら・・・帰りたくないと思う・・・




次回は後ろ髪引かれる出発編、すみれ滞在時のヒントも書いてます。

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時の宿 すみれ7 夕食編 その2

2012-02-11 15:00:00 | 東北・宿
今回のメインはしゃぶしゃぶでした~。

サーロインのしゃぶしゃぶ うどんとお餅

実はすみれの隠れた主役は新鮮な野菜なのではないかと思う最近。

素材も小野川の豆もやしとか、県北のジャンボマッシュルームと地元食材

が使われているし、郷土料理の冷汁も定番。



  

  

これで終わりだと思うでしょう?

今回は記念年と記念日のお祝いなので、ステーキも追加。

当初はこの倍以上を検討したものの、女将おすすめの量と部位、予算に

落ち着きました。

3種類のお塩、ワサビ、ステーキソースもついてきます。

他の宿でよくはお刺身のワサビをとっておくのですが、こちらでは出るから安心。



  


 お漬物。

ご飯はパブロフだけがいただいたので未撮影。


デザートはバーカウンターかロビーでいただくのがすみれ流。

庭がライトアップされています。


週末や休前日はピアノ演奏が行われるのですが、

 本日はその真横の特等席へ。

 



  

抹茶のプチシフォンとアップルティーアイスクリーム。

飲物はコーヒーか紅茶、アイスもできると思います。

今回も満腹。

 部屋に戻ると布団にバタンぎゅーの2人でした。

翌朝、牛になっていなければ次回は朝の散策、朝食編です。

まだまだお肉尽くしは続きます。

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時の宿 すみれ7 夕食編 その1

2012-02-10 15:00:00 | 東北・宿
夕食・朝食は食事処「すみれ庵」でいただきます。


 食事処は3つのゾーンに分かれ 

・鉄板焼きのカウンター ↑

・川沿いに面した窓のある半個室

・お座敷 仕切りもできますし、広く使うことも可能。

となっています。

朝食でカウンターを使っているのは見たことがないから、満室20人分よりも

多めに席が用意されていると思います。

私達の本日のメイン選択はステーキではないので、半個室に通されました。

最初にセッティングされている状態。



私達は部屋で飲んだ食前酒でもうできあがっている状態なので、いつもの

ソフトドリンクメニュー。


そして四季変わりの献立。
手書きのメニューは全て女将が書いています。




すみれの米沢牛懐石 2011秋

しま腸のブルギニョンカナッペ
秘伝豆のクレーマ コンソメジュレを添えて
すね肉のコンビーフ すみれ風




しま腸は大腸の事です。

カナッペにはブルギニョンバターが使われています。

 ブルギニョンバターは、別名エスカルゴ・バター。
貝類によく合うバターです。
バターとパセリ・ニンニクをみじん切りにして混ぜたもの。
ブルギニョンはBourguignon=フランスのブルゴーニュ地方の事。
これを使った料理は、“ア ラ ブルギニョン”となります。

食欲をそそる一品は、スターターにぴったりですね。

秘伝豆は小野川産、コンソメはすね肉からひいたもの。

コンビーフに梨の幸水、くるみ、チコリがそえられています。

外ばらベーコンと松茸とそばの実入スープ


 


内もものコールビーフ




二種類の食用菊を使用。

たぶん「もってのほか」だと思います。

 由来は皇室の紋章である菊を食べるなんて「もってのほか」だから。


ぶりすけの軽いコンフィーと
  秋なすとフォワグラのサンド
   シャンピニオンベシャメル




低温の油でじっくり揚げられています。

ソースにはバルサミコも使われています。

お口なおしのグラニテ とまととりんご


大とろポアレのにぎりとテールの胡瓜軍かん


   


とも三角のすみれ漬焼き


 

「黄木」名物すみれ漬は定番メニュー。
酒粕とお味噌がかもし出す絶妙のハーモニー♪、お酒もご飯もすすむ味です。

「とも三角」は、外ももと内ももの間の部位で、ももの中でも脂がのっています。

里芋は、真室川の甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)。

 家宝は里芋 

甚五右ヱ門芋は、山形県の佐藤信栄さんの畑でしかとれない希少な種類。
真室川近隣でも種芋を持っているのは生産している佐藤家のみ。
室町時代から400年以上続く佐藤家の家宝で、屋号から名がついた。
子芋の形が、七福神の長連頭(福禄寿)の頭の形に似ているため、長連頭芋
とも呼んでいたそう。
親族の間では「この芋は絶対に絶やしてはいけない」と言い伝えられていた。
信栄さんの孫の春樹さんは20代目。
種芋を冬越しする方法は一子相伝で門外不出。
普通の里芋よりも子芋、孫芋が細長くなり、ぬめりが多く柔らかい。
また親芋も柔らかく食べられる。
芋煮はもちろん、洋食でも注目されている食材。
春樹さんは自分の家に伝わるこの芋のことを知り、絶やしてはいけないと
会社員から転身したそうだ。
収穫時期は10月~霜降期前

まくらの湯引き 胡麻酢和え


まくらは牛の前足のすね肉のことで、ばらした時の形から名前がついた。

季節の冷汁


これもほぼ通年メニュー。

ソーメンかぼちゃ、春菊、舞茸

ほとんどの食器が色違い・柄違い なのに気づかれた方も多いと思います。





次回はいよいよメインの登場です。すき焼きかな、しゃぶしゃぶかな?

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時の宿 すみれ7 夕食編 部屋で食前酒

2012-02-09 15:00:00 | 東北・宿
部屋に戻り、お祝いに用意していただいた食前酒をいただきます。



初夏に泊まった時にもお祝いいただいたけれど、まだ記念イヤー。




すみれの夕食時間は午後6時~7時の間に自由にスタートできます。

時計もテレビもないからもありますが、これはかなり楽。


女将の実家は大正12年(1923)創業の米沢牛を扱う老舗の「黄木」。

今は弟さんが継がれています。

その米沢牛を1頭買いして、あらゆる部位を使ってコース仕立てに。

メインはステーキ、すき焼き、しゃぷしゃぶから選べます。

1番人気はやはりカウンターで目の前で焼かれるステーキ。

もちろんステーキメインでないとだめですが、カウンター席は4組限定。

希望があれば事前リクエストを!

このカウンターに座っていると、リピーターの率が高いのがよくわかりますよ。

「2食1泊付」と謳っている宿がありますが、それはここの為にあるような言葉。

都会の

「食事代だけで、温泉に入れてお泊まりできる」
のです。

あ、早くも酔っ払い状態。

次回は何回食べても楽しみなすみれのお肉尽くしです。

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時の宿 すみれ7 館内編 

2012-02-08 15:00:00 | 東北・宿
宿に戻るとすぐに部屋に戻らずロビーへ。

鉄筋2階建の「時の宿 すみれ」はもともと昭和54年(1979)に女将の祖母が

「すみれ荘」として開業した宿です。

三代目の女将が引き継いだ時に部屋数を12室から10室に減らし、2年の歳月

と1億5千万円の費用をかけて平成17年(2005)リニューアルされました。

私が女将と知り合ったのはその頃ですが、当初は名前も宿の場所もわからない

まま。

その年の初夏と秋にあいついでオープンした、たぶん日本で初めての「二人宿」。
佐賀県の「風の森」「時の宿すみれ」の2軒の誕生に、

少しだけですがかかわれて、とても光栄だと思っています。

「風の森」(全室制覇済)については、別の機会に・・・


鉄筋を感じさせないのは、木材を贅沢に使っているからでしょうか。

例えば湯上りの冷たい飲物、食後のお茶、そしてお酒も飲めてと何役もこなす

バーカウンターの大きな1枚板の栓(せん)の木。

軽く柔らかな材質で、使い込むほどに増していく滑らかな手触りと、欅に似たはっきりした木目が特徴。欅の代用品としても使用される場合は着色され新欅・欅調と表記されることもある。肥えた土地に自生するので、開拓時代はこの木が農地開墾の適地の目印に。北海道には大木が多く、明治末には下駄材として本州に出荷された。

一方は縦、もう一方は横の仕切りは、遠くから見ると格子状に見えます。
  

ロビーには地元の観光パンフレット、新聞が置かれたコーナー、
 


男性も楽しめるようにとゴルフ雑誌まで用意された本コーナー、

土産物コーナー等あります。

階段下を有効利用した酒蔵。

焼酎、日本酒、ワインいろいろあります。

飲んでみたいお酒のカードをとってスタッフに渡しておけば良いシステム。

 次回は部屋で夕食前の「食前酒」を楽しみます。

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時の宿 すみれ7 散策編 冬じたく

2012-02-07 15:00:00 | 東北・宿
お風呂上り、パブロフは部屋でお昼寝

私は宿周辺の徘徊 散策へ。

 駐車場側からスタート。

人が住んでいない家もあるようです。



  雪囲いが見えます。

  草紅葉も色鮮やか。


このモミガラの山は?

   使用前   →   使用後



紅葉の盛りの時期ですが、早くも冬支度がはじまっていました。

こんなオブジェを横目に

日がかげり、寒くなってきたので宿の大看板の方向に戻ります。




いつもは車で通り過ぎてしまうので気づきませんでしたが、
バス停もポストもあるんですね。


敷地内に戻ると、年配のご夫婦が紅葉の写真を撮影されていました。




ここではいつもより簡単に優しくなれるし、仲良しにもなれる気がします。


きのこがいっぱい生えていました。

これからは「きのこの森」と呼ぶことにしよう。

 


次回はパブリックスペースの一角にあるのに、狭くて暗くて怖いよ~

楽しい場所にご案内します。

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時の宿 すみれ7 温泉編 ちょっとだけよ

2012-02-06 15:00:00 | 東北・宿
満室でもなぜかいつも空いているすみれのお風呂。

時間で男女交代制のお風呂と貸切(無料)で隣り合った同じ大きさの露天風呂

(湯船の素材が石か木)があり、たいていどこか空いています。

でも今回は夕方で珍しく混んでいたので、写真は少しだけです。

露天風呂の石のお風呂に入りました。



露天風呂は羽黒川の支流、赤石川に面しています。

温度が低いから沸かしているけれど、源泉掛け流しのお湯はさらさらした感じ。
ここのつかず離れずの接客スタイルと似ています。


米沢八湯の1つである「湯ノ沢温泉」ですが、たまに同じ山形の「湯ノ沢間欠泉」
と間違って行ったり、来たりする人がいるそうです(笑)。

その歴史は源義経の家臣が発見した事にさかのぼり、江戸時代の温泉番付では
前頭という古湯なのです。


最後にこの時間は女性用のお風呂へ。

使用中の写真が撮りたくて1枚だけ撮影

この鍵のかかるスペース、以前女将に

・部屋の鍵が2つ欲しい
・お風呂にキーボックスを作って欲しい

とリクエストしたのが、実現したものなのです。

実際使って下さっている人がいるのを見て感激でした。




次回は温泉でリラックスして眠くなってしまったパブロフをおいて、

アグネス1人でお散歩に。

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時の宿 すみれ7 部屋編 あずま

2012-02-05 15:00:00 | 東北・宿
全10室、内装や趣が違うので最初から全室制覇を考えました。

部屋は毎回、季節の眺めや空室状況を参考に女将と相談して決めています。

そういう面でリピートしても、必ず新鮮な部分があります。

そんな「いつもの」と「はじめて」が

あるのが、こちらにリピーターが多い理由の1つなのかもしれません。


今回の部屋は1階に2室あるうちの「あずま」。

何だか今回はこの名前に縁があるような。

 部屋名は全てすみれの種類です。
 

こじんまりした部屋ですが、角部屋で庭に面した明るい部屋です。

もともと女将のおばあさまが住まいにされていた部屋と聞きました。



 部屋からの眺めはこんな感じ。
 

玄関を入ると左手にクローゼットや浴衣・作務衣などが用意されています。




 ハンガーもたくさん。

 金庫・加湿器・虫対策グッズもあります。
 
 続いて押入れ。

 反対側は水回りで、玄関に近い順にトイレ、

洗面台(背もたれのついた椅子もあり、お化粧する女性には嬉しい配慮)






扉を開けると下段には家庭用の冷蔵庫。



 

冷蔵庫にはグラスが冷やされ、有料ドリンクの他に旅館の冷蔵庫としては珍しく

スナックやハーゲンダッツのアイスクリームも。

自分のものを入れておけるスペースもあります。


上段にはお茶セット(コーヒーや紅茶)やテイッシュが置かれています。

白い大き目のカップは入れるものを選ばず、てのひらに包むように持てて

我が家でも愛用。



配置や置き場所は少しずつ違いますが、他の部屋もだいたいこんな感じです。



和室の入口はにじり口風。

入室時に部屋を広く見せる効果はあると思いますが、夫のパブロフの身長が

180cm近くあるので、ちょっと窮屈そう。


シンプルな部屋ですが、大きな窓が広さを感じさせます。

壁とカーテンの色も同系色で揃え、琉球畳で床もすっきり。



コンパクトながら床の間スペースもあり、空調機もきちんと隠されています。







 テーブルには日本茶のセット。

ほっこりできそうです。

次回はお風呂に入りがてら、半年ぶりの館内探検へ。


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時の宿 すみれ7 到着編

2012-02-04 15:00:00 | 東北・宿
時の宿すみれ」に泊まるのは7回目。

米沢駅からだと車(送迎もあります)で15分程度。

途中にはこんな案内看板もあります。




このゆるやかなカーブを過ぎるともう すぐそこです。



オレンジ色の花はマリーゴールドでしょうか。

北国の方は本当に花や木を大事に育てられています。


遠くからでもすぐわかるこの大きな看板を見ると、何だかうれしくなるから不思議。


「紅葉はいつ?」と女将に聞くと、いつも「11月3日頃」との即答

に決めた宿泊日。

今年はまだ少し早いかなと思いながらの訪問となりました。

木の多い敷地内に入ると、玄関前の木は思っていたより紅葉していて綺麗。





明るい色の木製の扉の先で、花が出迎えてくれます。



雪の多い地方の建物は、玄関から風や雪が直接吹き込まないように、扉の位置

をずらしている事も多いのですが、こちらは玄関から庭まで視線が抜けてとても

開放感があります。



2人がけのソファーはL字型の配置。

並んで座ると膝が近く、気持ちまで近くなるような気持ちに。

ちなみに我が家のダイニングテーブルも座席はこの配置にしています。


抹茶とメレンゲのお菓子をいただき、今日のお部屋へ。



次回は「あずま」の部屋をご紹介します。

宿で1番リーズナブルな部屋ですが、おすすめの部屋です。

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