初たこ焼パーティ

大学時代の先輩が久しぶりに大阪に戻ってくるということで、夜、ご飯を一緒に食べることになった。
しんたろーの家で、たこ焼パーティだった。
名古屋出身の僕は、たこ焼器でたこ焼をつくるのは初めて。

大阪の家庭の多くにたこ焼器があるということを知ったときはちょっと驚いた。
「たこ焼＝外で食べるもの」という思い込みがあったからだ。
（ちなみに、お好み焼きや焼きそばとご飯を一緒に食べることにはなんの抵抗も感じなかった）

27歳にもなると、初めての経験をすることはめっきりなくなってしまっているので、とても新鮮。
たこ焼の粉を水で溶くときも、ほとんどシャビシャビになるほど水を入れるとか、
次第に焼きが入ってくると、意外なほどちゃんと形になってくることだとか、
つくっている本人は当たり前のようなことでも過剰に反応してしまう。
しんたろー家ではお客さんが来たとき、たこ焼パーティをすることが多いらしく、
さらにしんたろー嫁は昔から自分で作って食べていたらしく、ものすごく手際がいい。
プロのように、クルクルッとたこ焼を転がしていく様は、とてもかっこよかった。
そして自分がやってみたが、案の定あまりうまくできない。
それでも何度もやっているうちにコツがつかめてきた。
タコだけじゃなく、コーンとかチーズとか、いろんな食材を入れて、遊び感覚でどんどんたこ焼をつくっていった。
大人でもこれだけ楽しいんだから、子どもはめちゃくちゃ楽しいんだろうなあ。
ただ、これ楽しすぎて、いつのまにかつくりすぎちゃって満腹に。
粉ものだから腹のなかでふくれるし。

しんたろーの家に行くたびに、食いすぎて苦しい、みたいなこと書いてる気がする。
このもてなし上手。